緑内障の眼圧上昇の治し方

　近年、緑内障の頻度が増えてきました。
正常圧緑内障といって、眼圧が正常な緑内障もあります。
治療効果がはっきりわかりやすいのが、眼圧が高くなるタイプの緑内障です。
なぜ眼圧が高くなるのでしょうか？


　　眼科領域ではいわれておりませんが、目玉（眼球）を動かす筋肉があります。
外眼筋とよばれております。
この外眼筋のこりがひどくなると眼球を締め付けるようになり、眼圧が高くなるのです。
このブログで何度も取り上げてきましたが、綿花を利用した間接灸がこの外眼筋のこりをほぐす効果が強力なのです。
いろいろな目薬で眼圧を下げる効果がでなかった患者さんが、綿花を利用した間接灸で速やかに眼圧が低下するのは外眼筋に対する影響・効果と考えます。
さらに眼底そのものの血流が増加しますので、目のお灸のあとには色が濃くみえるようになります。
脳のうっ血が改善する効果があるようで、睡眠の質が改善する・全身の疲れが改善するという効果も期待出来るのです。

　通常のお灸は肌に直接据えますが、顔にそんなことをすると間違いなくヤケドします。
それは絶対に避けてください。
せんねん灸などのいわゆる簡易灸もヤケドの可能性が高いので、顔には絶対にしないでください。

　　青山・まだらめクリニック　自律神経免疫治療研究所　http://www.dr-madarame.com