SSブログ

乳癌 肋骨 融ける [病態]

 これはこのブログを訪問してくださった方の検索ワードの一つです。
乳癌は手術後に局所再発の可能性が高いのです。
そして肋骨に転移する可能性もあるのです。
なにしろ位置的に近いからなのです。
そして肺などの臓器に遠隔転移をする可能性があります。

 癌が骨に転移する場合には骨が融ける場合と、骨が増えて固くなる場合があります。
後者の骨が必要以上に作られる転移では、前立腺癌が有名です。
その他の癌が転移する場合には、概ね骨が融けることが多いのです。
骨が融けるのには驚きますが、全身的に体調がよい状態がある程度の期間続けば、再び骨が出てくるのです。 
 かつて所長が西洋医学で仕事をしていた時には、骨が融ける状態になると治療には限度がありました。
やれることはほとんどない状態でした。
しかし、現在のような診療のスタイルにしたら、頑張って治療するとかなり変化するのです。
刺絡と気診治療・直接灸・綿花を利用した間接灸の治療は効果がありました。
乳癌の手術後に肋骨を含めた転移の患者さんもたくさん拝見してきました。
最も早く融けた骨が再生してきたのは、治療開始後2ヶ月目で骨シンチの検査を受けた患者さんでした。
骨シンチでは骨転移がない状態と診断されました。
この領域の治療は奥が深いと感じた時でもありました。

 体調が良くなると、病気は勝手によくなるものです。

 青山・まだらめクリニック 自律神経免疫治療研究所 http://www.dr-madarame.com
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:[必須]
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

トラックバック 0