体質改善に必要な時間

　体質とはなんでしょう？
これは極めて難しい問題です。
このブログにも書き込んだことがありますが、かつて日本体質学会という学会がありました。
昭和40年台に発足したようです。
当時の名だたる医師が集まり、医療に大切な体質とはどんなものを示すのか議論していたのです。
なにしろ学会の名前が名前だけに、体質とは何か？という議論を1年間かけたのでした。
しかし、議論すればするだけ難しくなり、結局『いわゆる体質』という表現しかできなかったのです。
このように『体質』を厳密に定義するのは難しいのです。

　少なくとも間違いなくいえるのは、体質改善をするには時間がかかることです。
体質改善とはこのブログを訪問してくださった方の検索ワードの一つでした。　
　検索してくださった方はどうも子宮体癌で手術を控えていらっしゃるようでした。
体質改善には相当な時間が必要です。
どの程度必要なのかは不明です。
そのため、なるべく早く始めるべきなのです。

倦まず、たゆまず、小さなことを見落とさないでじっくり、しっかり頑張る必要があります。
体質とは何か？と考えると、夜も寝られなくなります。
そこで、交感神経優位の状態を副交感神経優位の状態に仕向けること、と割り切ると具体的な方法がたくさん出てくるのです。

　自律神経が関係しないことはあり得ません。
体質という抽象的な考えよりは、自律神経というもう少し具体的なものを介して健康を取り戻すのです。

　青山・まだらめクリニック　自律神経免疫治療研究所　http://www.dr-madarame.com