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直腸癌手術後に肝転移をきたし、手術を受けたあとに肺転移 [治療法]

 この押し詰まった時期に飛び込んできた患者さんの話です。
60歳台の女性の話です。
1年前に直腸癌のため手術を受けたら、半年もしないうちに肝転移をきたし、再び手術を受けたのですが、つい先日肺転移が発見されたのです。
今度は手術とは言われずに、抗癌剤の治療を勧められたのでした。
しかし、このようなやり方ではラチがあかない、と判断し癌ができないような体質改善を目的として当クリニックを受診されたのでした。

 身体を拝見すると、冷えています。
全身の筋肉に異常なこりがありました。
この二つの悪条件があると、内臓に十分に血液が流れにくいだろうと推測されます。
そのため、内臓の機能が悪い状態が長く続いていたのだろうと考えました。 
 冷えの改善には湯たんぽによる身体の加熱が不可欠です。
年末にさしかかりますので、刺絡と気診治療の組み合わせよりは自分自身でも治療可能な綿花を利用した間接灸を覚えていただくことにしました。
わずか数カ所の灸刺激で、だるく感じていた身体が変わりました。
全身に血液が流れるようになり、頬に赤みがさしてきました。
背筋が伸びて、背が高くなったようでした。
体調がよくなり、毎日が快適に過ごせるようにすることが体質改善につながるのです。

年内に可能な限り頻回かつ長時間の灸治療を受けて、自宅でもお灸ができるように頑張っていただくこととしました。
お灸はいろいろな症状を改善させるために重要な武器になります。
いい機会ですので、しっかり覚えていただきます。

 青山・まだらめクリニック 自律神経免疫治療研究所 http://www.dr-madarame.com
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