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胃腸が弱い患者さん [病態]

 小学生の頃から胃腸が弱いという患者さんが受診してくださいました。
空腹感はでるのですが、食べると苦しくなって苦しい時間が長く続くのです。
お腹が苦しくならない程度のわずかの食事しか摂れないそうです。
食べるのは、実によく噛んで召し上がっているのですが胃腸が受け付けないようです。

どんどん体調が悪くなって、満足に仕事するどころか生活することも大変になってきたそうです。
幼少の頃から痩せていたそうですが、まもなく40歳になる女性で背が高いのですが、年末には39キロまで体重が減ったのでした。
新年になって症状が増悪しておりますので、本日はもっと体重が少ない状態のはずです。
これまでの、成人になってからの最低体重が33キロという、痩せ細った患者さんです。
手は冷たく、手袋をしても温まらないとおっしゃってました。
診察すると腹部は温かいのですが、四肢や臀部が冷たいのです。 
 自宅でも湯たんぽを使っているそうですが、身体にあてがうのはさほど長い時間ではないようです。
身体を温める最強の湯たんぽである『湯たんぽ美人』を使っていただくと、冷えきった身体が温かくなるのがわかってきたようです。
顔色も青みが強かったのですが、湯たんぽ美人を使っているうちに頬に赤みがさしてきました。
自宅ではゴムの湯たんぽを使っているそうですが、お湯の量が少ないこと・お湯替えの頻度が少ないこと・身体を加熱すべき部位を加熱していなかったことで効果が出なかったようです。

 次回採血後から刺絡(自律神経免疫治療)と気診治療の組み合わせで治療を開始します。

 青山・まだらめクリニック 自律神経免疫治療研究所 http://www.dr-madarame.com/
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