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自律神経失調症の治療 [病態]

 自律神経失調症はよく耳にする言葉です。
世界的にはこれは病気としては認識されていない病態です。
日本では、「種々の自律神経系の不定愁訴を有し、しかも臨床検査では器質的病変が認められず、かつ顕著な精神障害のないもの」という定義があります。

現代医学は検査が発達してきましたので、通常のあるいは精密に検査してなんらかの症状が出てくるだけの異常がなければ、病気としては考えてもらえません。
いろいろと症状はあるのだろうが検査でひっかからないので、気のせいですよ!で終わってしまうのが現状です。

治療としては、せいぜい安定剤を処方されるのが関の山です。
結局症状の改善はみられないまま、経過するのが通常のパターンです。
それはなぜなのでしょうか? 
 自律神経失調症という診断そのものは間違っているとは思いません。
体の中で、自律神経が関係しないことはないのです。
ここで誤解があります。
自律神経は自分の意思が反映されないので、治療の方法がないという誤解です。
これはほとんどの医師が信じている、大きな誤解です。
自律神経には自分の意思は反映されません。
しかし、治療の方法はあります。

自律神経が申し分ない状態に近づければ自律神経の状態は改善するのです。
その第一のステップが、湯たんぽによる身体の加熱なのです。
その後、筋肉の異常なこりを改善させると全身にくまなく血液が流れやすくなります。
これが副交感神経が優位な状態なのです。

いわゆる自律神経失調症の大半は交感神経が優位の状態なので、副交感神経を優位にすれば解決に近づくのです。
具体的な治療手段としては、刺絡・綿花を利用した間接灸・気診治療の組み合わせがあります。

 青山・まだらめクリニック 自律神経免疫治療研究所 http://www.dr-madarame.com

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