腰椎椎間板ヘルニアで足のしびれに苦しんでいる患者さんの話 [治療法]
40代の男性患者さんの話です。
若い頃に仕事が忙しかったときに、ぎっくり腰をやってからは疲れると腰が痛くなることがあったそうです。
この夏に腰痛がみられ、これまで異常の痛みだったので某大学附属病院整形外科で検査を受け、表記の診断になりました。
いろいろな薬物治療や物理療法を受けたそうですが、足のしびれが徐々に増悪し、当クリニックにたどりついたのでした。
診察すると、 身体は冷えきっておりました。
お腹が冷たいのです。
臀部や大腿部もお腹同様冷えきっておりました。
特筆すべきことは、腰の筋肉が細かったのです。
左の腰の筋肉は首から背中そして腰と連続的な幅があるのですが、右は腰の筋肉がくびれていました。
細い筋肉に負担がかかり、痛みがでるのだろうと考えました。
椎間板ヘルニアが画像診断で発見されると、それが症状の原因と短絡的に考えがちなのです。
しかし、実際には画像診断で異常が発見されても、症状が全くみられない方も多いのです。
つまり、椎間板ヘルニアがあったとしても、症状がでてくるには他の要因が加わる必要があるのです。
この患者さんの場合には、腰の筋肉が細いことが腰痛には関係してくると考えるのが妥当な話です。
食事の仕方をうかがうと、早食いであることが判明しました。
長年の習慣で筋肉に栄養が行き渡らなかったことが考えられます。
さらに大腿部や下腿部、足底部には筋肉の異常なこりがみられました。
綿花を利用した間接灸で治療すると、これらの筋肉の異常なこりが軽減するとともに足のしびれがほぼ解消しました。
腰には全く治療しておりませんので、腰椎椎間板には何ら影響はないと考えます。
腰椎椎間板ヘルニアそのものが足のしびれの原因ではないことがわかります。
いろいろな要因で症状がでてきます。
健康状態の足を引っ張る要因を減らしていけば椎間板ヘルニアに限らず、多くの症状は改善できます。
青山・まだらめクリニック 自律神経免疫治療研究所 http://www.dr-madarame.com
若い頃に仕事が忙しかったときに、ぎっくり腰をやってからは疲れると腰が痛くなることがあったそうです。
この夏に腰痛がみられ、これまで異常の痛みだったので某大学附属病院整形外科で検査を受け、表記の診断になりました。
いろいろな薬物治療や物理療法を受けたそうですが、足のしびれが徐々に増悪し、当クリニックにたどりついたのでした。
診察すると、 身体は冷えきっておりました。
お腹が冷たいのです。
臀部や大腿部もお腹同様冷えきっておりました。
特筆すべきことは、腰の筋肉が細かったのです。
左の腰の筋肉は首から背中そして腰と連続的な幅があるのですが、右は腰の筋肉がくびれていました。
細い筋肉に負担がかかり、痛みがでるのだろうと考えました。
椎間板ヘルニアが画像診断で発見されると、それが症状の原因と短絡的に考えがちなのです。
しかし、実際には画像診断で異常が発見されても、症状が全くみられない方も多いのです。
つまり、椎間板ヘルニアがあったとしても、症状がでてくるには他の要因が加わる必要があるのです。
この患者さんの場合には、腰の筋肉が細いことが腰痛には関係してくると考えるのが妥当な話です。
食事の仕方をうかがうと、早食いであることが判明しました。
長年の習慣で筋肉に栄養が行き渡らなかったことが考えられます。
さらに大腿部や下腿部、足底部には筋肉の異常なこりがみられました。
綿花を利用した間接灸で治療すると、これらの筋肉の異常なこりが軽減するとともに足のしびれがほぼ解消しました。
腰には全く治療しておりませんので、腰椎椎間板には何ら影響はないと考えます。
腰椎椎間板ヘルニアそのものが足のしびれの原因ではないことがわかります。
いろいろな要因で症状がでてきます。
健康状態の足を引っ張る要因を減らしていけば椎間板ヘルニアに限らず、多くの症状は改善できます。
青山・まだらめクリニック 自律神経免疫治療研究所 http://www.dr-madarame.com
2014-11-17 19:25
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