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乳癌手術後15年後に骨転移を来した患者さんの話 [具体的な症例]

 今のような医療を始めた時に、最初に受診してくださった患者さんが受診されました。
表題のように乳癌手術後15年経ってから骨に転移したのです。
転移が発見されてから3年経っているそうです。
その間抗癌剤治療を37回も受けたのでした。
副作用のため、48キロだった体重が28キロまで減少し、このままでは命の危険を感じて中止したそうです。
これだけ頑張ったのに、骨転移は増悪してきたそうです。

抗癌剤を中止して、ようやく自力で体重を36キロまで増やして外出が可能になった時点で受診されたのでした。
脊椎に転移が多発していたので、背中や腰の痛みは治らないものと諦めていたそうです。
しかし、 身体の冷えを改善し、綿花を利用した間接灸を先日行ないました。
腰や背中の痛みや苦しさが消えてなくなるのでした。
あれ程苦しかった背中や腰の痛みがお灸の刺激によって、骨転移がなかった時期と変わらない状態になったのです。
治療の直後の話ですので、その後これらの症状がでてくるかもしれません。
しかし、このように治療すれば何とかなる、という安心感が得られました。

 転移による症状だと信じていたのが、単純にお灸をしたら改善できたのです。
これは身体を支える力が増強されるだけで、このような現象が起きるのです。
お灸したからすぐに骨転移が改善したのではありません。
これまでは転移の症状と考えられていたものが筋肉の状態を変えることにより、骨転移が改善されない状態でも症状の改善ができるのです。

 このように快適な状態がある程度の期間続くと、骨転移に限らず、癌が縮小することはよく経験します。

 青山・まだらめクリニック 自律神経免疫治療研究所 http://www.dr-madarame.com
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