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脳腫瘍の患者さんの話 [具体的な症例]

 脳腫瘍の患者さんの治療も経験を積んできました。
一般的に当クリニックを受診される場合には、西洋医学的な治療に行き詰まった状態のことが多いのです。
なかでも、脳腫瘍はどうしても手術が最優先されますので、手術に伴った抗癌剤の治療などで免疫系が破壊された状態で受診されることが多いのです。
そこをなんとかかんとかして、免疫系の機能を立て直す方向に治療する必要があるのです。

免疫系がダメージを受けている状態とは、自律神経の言葉では交感神経が優位になっている状態です。
副交感神経を刺激することが大切な治療になるのです。

 本日受診されたのは、この脳腫瘍の手術後の患者さんでした。
脳腫瘍そのものは残念ながら、とりきれない状態で手術は終わりました。
その後、効果が乏しいのですが抗癌剤と放射線治療をしている患者さんです。

 このような治療を受けているため、白血球の数が少ないのです。
それに伴いリンパ球の%、数ともに少ない状態でした。
地元の九州から都内の大学病院まで定期的に受診してくる生活を続けていました。
自覚的にも疲れきっているそうでした。

身体表面は冷たく、いろいろな筋肉に異常なこりが認められました。
例によって身体の冷え対策として、湯たんぽの利用を勧めました。
何しろ遠方の方ですので、自分自身で出来る綿花を利用した間接灸を覚えてもらうこととしました。
奥さまにも時々出てきてもらい、自宅で二人でお灸が出来るようにしてもらったのです。
ご家族の助けがあると回復が早いのです。
受診の度に身体の調子がよくなり、白血球の数を増やす特殊なお灸のやり方を頑張ったら、白血球の数・リンパ球の%・数が増え、過去最高まで到達したのです。

 いまでは新しい仕事に転職することになり、夢を実現するために頑張れる状態になりました。
綿花を利用した間接灸と気診治療の効果を生み出すために、湯たんぽを活用する生活をしているのです。

 青山・まだらめクリニック 自律神経免疫治療研究所 http://www.dr-madarame.com
 
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