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副腎疲労症候群と診断された慢性疲労症候群の患者さんの話 [病態]

 最近メデイアをにぎわせている病名で、標記の副腎疲労症候群という病名があります。
当クリニックにも数人の患者さんが副腎疲労症候群と診断された、として受診なさっております。
他院では高価なサプリメントを処方されたようですが、効果がなかったので受診なさったそうです。

 当クリニックでの診断では慢性疲労症候群でした。
同じ患者さんを拝見しても、診察する医師により病名が異なることは時々あります。
特に検査をしても異常がみつけられない病気・病態で多いようです。
ストレスがかかった時に副腎の負担が大きくなるというのは納得出来る話です。
治療を考えると、副腎由来のホルモンを補充することが考えられますが、ホルモンの補充はある意味では危険です。
ホルモンとは微量で効果がでるのでホルモンという名前になっているのです。
自分自身でホルモンの分泌する機能が低下して、さらに病態が悪化する可能性があるのです。

 他院で副腎疲労症候群と診断された患者さんは、通常の医学で認められる病名としては慢性疲労症候群が妥当な状態でした。
いずれの患者さんも身体が冷えており、湯たんぽを活用した身体の冷えを改善させることで体調がよくなったことを実感できております。
その後、刺絡と気診治療を中心とした治療で改善しております。
このような治療は、疲労倦怠感の改善の速度が早いという感想をいただいております。

 青山・まだらめクリニック 自律神経免疫治療研究所 http://www.dr-madarame.com
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