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首のスジを押すと の反対意見 [病態・治療法]

 先日ネットで、首のスジを押す治療法に対する反対意見を発見しました。
反対意見の最も根本的なことは、この治療法は頸動脈洞反射を起こして危険であるという内容でした。

この意見はテレビで放映された直後にも、関西方面の循環器の専門医からも出されておりました。
頸動脈を刺激すると、極端な場合には血圧が低下してショック状態になるのです。
循環器の専門医が心配するのも尤もなことです。
しかし、頸動脈は所長が言っている首のスジには全く関係のない場所にあるのです。
従ってその心配は全くありません。
頸動脈の位置と首のスジの位置が問題にならないほど離れた位置にあるのは、解剖学の教科書をみればすぐに判ります。
さらに実際に首のスジを刺激しても、動脈性の拍動を触れることはありません。
従って首のスジの刺激は安全な治療法です。
念のためにこのブログに書き込んでおきます。

解剖の本は手許に置いて熟読する必要が高いものです。
所長が愛用するのは3册の解剖書ですが、実はもう1册入手したいのです。
解剖書も視点が変わると、別な図譜が載っています。
読むたびに新たな発見があります。
そのため、何種類も必要になるのです。 
ちかいうちに医学書専門店で探そうと思います。

 青山・まだらめクリニック 自律神経免疫治療研究所 http://www.dr-madarame.com
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