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海外から受診された乳癌の患者さんの話し [病態・治療法]

 乳癌の患者さんは多くなりました。
病気を外国語で説明されても理解し難いのではないでしょうか?
海外で病気になると心細いと思います。
言葉が堪能な方でも、心細くなるのでは?

 海外で乳癌と診断され、日本で治療法をみつけようとして帰国された患者さんが受診されました。
7ミリの乳癌ということですので、慌ててすぐに手術しなくても大丈夫という判断もあったのです。
先日亡くなった安保先生のご著書を読んで受診されたそうです。

本腰を入れて治療するので、かなり長期間滞在されるつもりで帰国なさったそうです。
診察すると、特に二の腕・臀部・大腿部が冷たいのです。
乳癌の場合には、二の腕が冷えているのはよくないのです。

湯たんぽ美人の活用と重ね着の必要性を説明しました。
これらは先日の冷えとり講演会でも説明したことです。
長期滞在とおっしゃっても、病気の性格上治療を急がなければいけません。
綿花を利用した班目式間接灸と気診治療の組合わせで行なうこととしました。
自宅でもお灸ができるようになれば、治療の頻度が増えます。
乳癌は体表面近くにあるので、治りやすい癌の一つなのです。
おなかの奥にある癌よりは治療効果があがりやすいのです。

 本日で3回目の治療です。
ようやくご自身でもお灸が出来るようになってきました。
これから名人になっていただくのですが、お灸は一生の宝物になるでしょう。

 青山・まだらめクリニック 自律神経免疫治療研究所 http://www.dr-madarame.com



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