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癌の患者さんの話 [治療効果]

 今の診療スタイルになって、かなりの臨床経験を積んできました。
新潟の福田先生と安保先生と出会ってからだけでも、20年以上経っております。
そのはるか以前には、師匠との出会いもありました。

 昔は癌になったら運命は決まったも同然でした。
しかし、手術や抗癌剤治療を受けることを拒否した患者さんの治療にあたっていると、
体調がいい状態をある程度の期間続けると癌が小さくなってきます。

これまでに治療した癌の患者さんは、手術後に再発転移の予防を希望する方もいらっしゃいました。
それとは逆に、手術はおろか抗癌剤すら使えないような一般状態の悪い末期的な方もいらっしゃいました。

 治療するには末期的な患者さんの方が難しいのは当たり前のことです。
しかし、一生懸命治療するとぐんぐんと元気になってきます。
人間の力は素晴らしいものがあります。
その力を十分に引き出せれば、末期的状況でも快適な毎日が送れるようになります。
そのために必要なことが、第一に全身に血液が巡るようにすることです。

 内臓の機能は、その臓器に流れる循環血液量に比例します。
血の巡りが悪ければ内臓の機能が低下し、血の巡りが良ければ内臓の機能は良くなります。
ここで重要なのが湯たんぽによる身体の加熱・保温です。
具体的な方法はこのブログで何度も取り上げてきました。
その効果についても取り上げてきました。

 自己流の使い方ではうまくいかないことが多いので、これまでの書き込みを参考にしてください。

身体の加熱・保温以外のことについては、さらに書き込みます。

 青山・まだらめクリニック 自律神経免疫治療研究所 https://www.dr-madarame.com/
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癌の治療 [治療法]

 癌の研究は日進月歩です。
少し時間が経てば新しい治療法がでてきて、かつての治療効果とは雲泥の差が出てくることが珍しくはありません。
そのため、末期的な状態でも何とか頑張って時間稼ぎをすることが大切になります。

 苦しい思いをしている時に、ほんの少しでも楽になる時間を作りたいと思います。
その助けになるのが自律神経免疫治療です。
毎日が快適になれば、癌が小さくなることもよく起きる現象です。

 癌が大きくなるスピードが遅くなり、できれば小さくなれば有り難いですね!
少なくとも、ある程度快適に過ごしていただければ、本人はもとよりご家族も助かります。

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リンパ球の増やし方 [治療法]

 特に癌の患者さんにとってはリンパ球の数・機能が再発転移の予防にとっては大切なことです。
オブジーボですら、リンパ球の少ない病態では効果がでないことが知られております。
頑張って手術を受けたのに、リンパ球が少なくて毎日暗い気持ちで過ごしている癌患者さんがいらっしゃるのも現実です。

 リンパ球は増やせるものなのです。
立派な器機を使って、自分のリンパ球を増やしてもらうのではいけません。
作ってもらったリンパ球には寿命がありますので、折角増やしてもらったリンパ球ですが、
ある程度の時間が経てば元のリンパ球の数に減っていきます。

 リンパ球の容れ物である身体の状況を変えることが必要なのです。
前回の書き込みで示したように、リンパ球は増やせます。
湯たんぽを使って身体をしっかりと温めると、急速にリンパ球が増えます。
かつて新潟大学にいらした安保 徹先生の勧めにより、湯たんぽで身体を加熱した効果を論文化してあります。

 5日間の湯たんぽ加熱でリンパ球数720個が、1750個程度まで増えます。
最短記録では、672個だったリンパ球が2日後には2432個まで増えたこともありました。

 身体そのものをリンパ球が多い状態に変えないといけません。
癌の再発転移を心配している状況は、交感神経が優位になっております。
身体を温め、身体のスミズミまで血液が流れる状態にすれば副交感神経優位の状況となります。
こうなると毎日が快適になります。

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癌患者さんのリンパ球について [病態]

 乳癌の患者さんから連絡がありました。
手術はしたそうですが、リンパ球の数が少ないとおっしゃいます。
リンパ球の数が少ないと、再発転移する可能性が高くなります。
そんな話を聞くと、少ない方はなんとかしてリンパ球を増やしたくなります。
その患者さんはリンパ球を培養してもらい、注入してもらったそうです。

 この方法は一瞬リンパ球が増えるのですが、リンパ球の容れ物である身体の状態が悪いので、すぐにリンパ球が減ります。
医療費は高額になりますが、効果が持続しないという欠点があります。

 ではどうするのか?

 身体を副交感神経優位の状況に変えることです。
湯たんぽ美人を使い身体を温めることが大切です。
他にも歯磨きをする、早寝早起きをする、食事はよく噛んで食べる、爪もみをするなどいろいろな手段があります。
ここで挙げたものはきちんとすれば確実に効果があがるものばかりです。
あまりにも単純な方法なので、キチンとやることが難しいのです。

 そのうえで綿花を利用した、まだらめ式間接灸や気診治療を受けると効果的です。

リンパ球の増え方については次回に書き込みます。

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癌患者さんの冷えについて [治療効果]

 癌患者さんは身体が冷えきっていることが多いのです。
身体が冷えることは全身に血液が流れ難くなり、最終的には内臓に流れる循環血液量が減ります。
その結果、内臓の機能が低下します。

末期癌の患者さんではご飯が食べられなくなります。
消化管の機能が低下してくるからです。
食べる量が減るので、便秘しやすくなります。
大腸に流れる血液の量が減っているためもあります。

癌が大きくなり、神経に浸潤して痛みがひどい場合もあります。
麻薬でコントロールできればいいのですが、そこまで持っていくにはある程度の時間が必要です。

できれば苦痛は早く取り除きたいものです。
ここで大切なことが、身体を温めることです。
湯たんぽ美人を使い、物理的に温めるのです。

そうすると内臓に血液が流れやすくなり、食欲がでてきます。
それに伴って、排便もよくなります。
身体が温まると、筋肉の血行がよくなり痛みも減ります。
ある程度痛みが軽減すると、生活の質( QOL )が改善されます。

かつてある学会のシンポジウムに呼ばれて発表した時の話です。
質問がありました。
癌患者さんを温めると転移しやすくなるので、温めることを避けるように指導していた医師がおりました!
これは都市伝説のようなもので、根拠のないお話です。
身体を冷やすとリンパ球の数が激減します。
癌は転移しやすくなります。
この医師は病態を誤って考えていたようです。

この状態の治療法としては、湯たんぽ美人が最強の治療法です。

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