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関節リウマチの患者さんの話 [具体的な症例]

 某医科大学在職中から治療していた関節リウマチの患者さんが受診されました。
かれこれ5年間治療しております。
当初は週に2回の治療でした。
当時は治療すると、手足が温かくなって元気になるのです。
しかし、帰宅する頃には眠くなってしまうのでした。
2時間程度の昼寝が必要になるのでした。

それが、だんだんに昼寝が必要にならなくなり、家族からもため息をつかなくなった、といわれるように元気になってきました。
そうしてから、週に一度の治療にと、頻度を減らしてきました。
あれほど辛かった関節の痛みがなくなり、疲労倦怠感も消えてしまいました。
最近では月に一度の受診となっておりました。

 すっかり元気になった患者さんは、お孫さんと長崎まで旅行してきました。
ハウステンボスにいらしたのでした。

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SLEの患者さんのその後 [具体的な症例]

 レイノー症状は治る!で紹介した患者さんのその後を報告します。
レイノー症状はかなり改善してきました。
しかし、なんらかの事情で冷えると指先が紫色に変色します。
ありがたいことに改善するのが早くなったそうです。

本日は朝から豪雨でした。
傘をさすと手が冷えてしまい、指先は紫色になってしまいました。
手袋をしていてもだめでした。
しかし、当クリニックを受診され湯たんぽを使い二の腕を温めたら、急速に指先の色が赤みをさしてきました。
前腕部に綿花を利用した間接灸を行い、耳や目にも綿花を利用した間接灸を行いました。

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高齢者の治療 [具体的な症例]

 昨日気の医学会に関する書き込みをしたら、本日はその気の医学会の先輩から高齢の患者さんが紹介されて受診されました。
まもなく85歳になろうとする女性です。
約3年前までは健康に関しては何の問題もなく過ごしていらっしゃったそうです。
しかし、この3年間は徐々に体力が落ちてくるのが実感出来る、とのことでした。
もう一度身体を気にせず活動してみたい、というご希望でした。

しっかりと衣服で身体をガードしてらっしゃいますので、身体は比較的温かな状態でした。
しかし!

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大腸癌 脾臓に転移していた患者さん [具体的な症例]

 大腸癌は消化器の癌では頻度の高い癌になりました。
かつては日本は胃癌王国でした。
食生活などが変わって、いまや大腸癌が消化器の領域では問題になっております。

その大腸癌の手術後に脾臓に転移した患者さんがいらしております。
肝臓に転移することが多いのですが、脾臓に限局して転移している患者さんです。
この患者さんは東北地方から受診されており、地元の病院の検査結果からは、脾臓摘出手術を勧められておりました。

 所長も検査結果を拝見しましたが、脾臓を手術で摘出した方がよいと考えました。

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胃癌で肝転移の患者さん:抗癌剤の副作用を減らすために必要なこと [具体的な症例]

 胃癌で、多発性の肝転移を伴った患者さんが受診されました。
本州最北端の青森県からの受診でした。
都内在住のお嬢さんが心配して、いろいろと調べたようです。
地元の大学病院では抗癌剤の治療をするという方針が決まったそうです。

 抗癌剤の副作用を軽減させるのは十分に可能です。
リンパ球の多い状態で抗癌剤治療を受けることです。


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20代の乳癌の患者さん [具体的な症例]

 先日、29歳の乳癌手術後の患者さんが受診されました。
これまでの乳癌患者さんの最年少記録は38歳でしたので、衝撃でした。
こんなに若くても乳癌の患者さんがいるのだと!

 素晴らしいことに、ご自分で胸のしこりに気がついて乳腺外科を受診なさったのでした。
すでに温存手術を受けて、まもなく抗癌剤の治療を受ける予定です。
抗癌剤の副作用を心配される方は多いのですが、副交感神経を優位にしておけば副作用はでません。
そのために基本的なことを覚えて、実行していただくことにしました。
さらに、副交感神経を優位にする治療を覚えていただくこととしました。

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PSAが一時上昇した75歳の男性ーその後 [具体的な症例]

 少し前に、前立腺癌の患者さんの話を書き込みました。
登山が好きな方で、同じ病気の登山仲間が何人かいらっしゃるそうです。
病気治療の話題がでるそうです。
この患者さんは世間的に言えば、無治療の範疇に入ります。
しかし、PSAの変化はこの患者さんが最も優秀なようです。
登山仲間で同じ病気の友だちはどんなことをしているのか、興味津々だそうです。
 湯たんぽを利用した身体の加熱を教えても、実行する友だちはいなかったそうです。
そして同じ病気の友人は徐々に数を減らしていったのでした。

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卵巣癌の手術後の患者さん [具体的な症例]

 標記の患者さんが受診されました。
膵臓癌で手術後に肝転移が発見され、某大学附属青山自然医療研究所で刺絡と気診治療の組み合わせで治療していた患者さんのご親戚です。
こちらの膵臓癌肝転移の患者さんは某大学の初診以来、もうすぐ10年になります。
その後の経過は順調で、予後の悪い膵臓癌の患者さんでは驚異的な治療成績となっております。

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重症筋無力症の患者さん [具体的な症例]

 2年前に胸腺腫の摘出手術を受けたのに、重症筋無力症を発症した43歳女性の患者さんが受診してきました。
発症したのが妊娠中だったので、薬を使わずに経過観察だけだったのですが、ついに歩行も困難となりものを飲み込むことも困難となったため、予定日よりも早めに出産してから治療を始めたそうです。
立派な大学病院で治療を受けていらっしゃいます。
 薬で多少症状は改善したものの、再び症状が増悪しステロイドを使ったところ、抗アセチルコリンレセプターが160程度だったのが低下してきました。
ステロイドも減量してきたのですが、顔がこわばる・手が挙げられない状態で受診されました。

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PSAが一時上昇した75歳の男性 [具体的な症例]

 某大学附属青山自然医療研究所クリニック在職中から治療していた、前立腺癌の患者さんがいらっしゃいます。
かれこれ4年前、健診でPSA高値であることが判明し、組織学的検査で前立腺癌が確定しておりました。
三大療法がイヤで、刺絡と気診治療の組み合わせの治療を選択されました。
PSAはピークで20程度でした。
身体が冷えていたので、湯たんぽの加熱をお勧めしております。

治療開始後徐々にPSAは低下してきました。

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