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大腸癌の患者さんの話 [具体的な症例]

 大腸癌の患者さんが受診されました。
以前からの知り合いだったのですが、2年ぶりで会ったらひどく痩せていたのです。
それが気になって、大きな病院での精査を勧めたら、大腸癌がみつかったのです。

幸いS状結腸に限局したもので、腹腔鏡で摘出可能なようです。
診察すると、身体が冷えきっておりました。
こんなに冷えていたら、具合が悪くなって当然と思います。
大腸癌があるだけではなく、身体の活力が低下しており、疲れて気力が出ないとおっしゃっておりました。


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不整脈の患者さんの話 [具体的な症例]

 拙著『「首のスジを押す」と超健康になる』は明日、4月26日の朝7時からの健康カプセル!ゲンキの時間で、内容の一部が紹介されます。
この治療は首の動きをよくするだけではなく、内臓の機能をよくするのです。

 本日、不整脈を何とかしたいという患者さんがいらっしゃいました。
昨年秋に受診され、湯たんぽ加熱だけで長期に不整脈が改善していたそうです。
湯たんぽが使いにくい季節になったので、湯たんぽ以外の方法を知りたくて受診なさったのでした。

 肩を動かさないで、顔を左右に向けていただくと首の動きが悪いのが分かります。
ここで首のスジを押すと、首の可動域が拡がりました。
首を通る迷走神経が、首の筋肉が凝っているために機能が低下していることが疑われます。
この状態は不整脈にとっては不都合なことでしょう。

心臓だけ考えていたら、治療の手段は限られます。
心臓を支配する神経を考慮すれば、治療の範囲・可能性は拡がるでしょう。

 今後はこの患者さんには首のスジを刺激する治療法を取り入れて治療することとなりました。
綿花を利用した間接灸と気診治療を行なうことにします。

 青山・まだらめクリニック 自律神経免疫治療研究所 http://www.dr-madarame.com

胸郭出口症候群の患者さんの話 [具体的な症例]

 20代後半の女性の話です。
左手のしびれと握力低下がきっかけとなり、整形外科では胸郭出口症候群と診断された女性が受診されました。

 整形外科では手術を勧められましたが、手術は受けたくないそうでなんとかならないのか?と受診されました。
身体を拝見すると、冷えきっておりました。左手だけではなく、右手や足も冷えているのです。
筋肉の異常なこりが目立ちます。

世界最強の湯たんぽである、湯たんぽ美人での加熱を勧めました。
首・肩をはじめとして、上肢の筋肉の異常なこりが目立ちましたので、これを治療したら左手のしびれは消失しました。
筋肉の異常なこりが出てきたら再び左手のしびれが出てくるでしょうが、上肢をはじめとする筋肉の異常なこりを改善させたらしびれは出てこなくなるかもしれません。

 青山・まだらめクリニック 自律神経免疫治療研究所 http://www.dr-madarame.com

風邪をひいた患者さんの話 [具体的な症例]

 テニス肘のために受診している女性の患者さんがいらっしゃいます。
もともとのテニス肘はすぐに治りましたが、その後いろいろな症状があることが判明し、治療中です。
今週前半に風邪をひいたそうです。
水曜日に予約が入っておりましたが、当日電話がありました。

体調が悪くて受診出来ない、というのです。
体調が悪いならば受診するべきです。
横になってもなかなか良くなりませんという話をしたところ、予約した時間に受診されました。

風邪をひいてのどが痛いし、全身にだるさがあるというのです。

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群発頭痛の患者さんの話 [具体的な症例]

 標記の患者さんが受診されました。
左のこめかみ付近に著しい頭痛がでてくるそうです。
頭痛外来で薬をいただいているそうですが、効果は不十分なようです。

頭部を診察すると、こめかみの筋肉のこりが目立ちます。
肩こりや首こりも目立ちます。
首のスジを刺激すれば改善するだろうと思いましたが、ご本人は首から上の刺激を拒否しております。

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乳癌の手術後骨転移・リンパ節転移の患者さんの話 [具体的な症例]

 左乳癌で温存手術後に標記のような転移を来した患者さんが受診しております。
骨に転移はありましたが、自覚的な痛みはありませんでしたのが不幸中の幸いです。
左鎖骨上窩のリンパ節が腫れているのがわかりました。

当クリニックの治療の常套手段である、綿花を利用した間接灸を覚えていただくことにしました。
もちろん当クリニックでは治療するのですが、休日などにも自宅で自分自身の治療をしていただきたいのです。
これまでは、いわゆる代替医療は癌には効果が乏しいとされてきました。
しかし、それは治療の頻度が低いことが問題だったのです。
自分自身で治療ができれば、いわゆる代替医療はかなり効果的なのです。

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乳癌手術後9年目で脳転移を来した患者さんの話 [具体的な症例]

 右乳癌の手術後9年目にして、脳転移を発見された患者さんが受診されました。
定期的に検査を受け、画像診断では9年間再発・転移はなかったのです。
しかし、局所再発こそしていないのですが脳転移が発見されたのです。
台風の接近とともに体調が悪くなり、食事が摂れなくなり、脱水状態で入院した際に発見されたのでした。

脳転移は放置すると確実に命取りになります。
放射線治療を始めたのですが、だるくてだるくてどうしようもない状態で受診されました。
診察させていただくと、身体は冷えきっておりました。

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乳癌手術後15年後に骨転移を来した患者さんの話 [具体的な症例]

 今のような医療を始めた時に、最初に受診してくださった患者さんが受診されました。
表題のように乳癌手術後15年経ってから骨に転移したのです。
転移が発見されてから3年経っているそうです。
その間抗癌剤治療を37回も受けたのでした。
副作用のため、48キロだった体重が28キロまで減少し、このままでは命の危険を感じて中止したそうです。
これだけ頑張ったのに、骨転移は増悪してきたそうです。

抗癌剤を中止して、ようやく自力で体重を36キロまで増やして外出が可能になった時点で受診されたのでした。
脊椎に転移が多発していたので、背中や腰の痛みは治らないものと諦めていたそうです。
しかし、

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ホスピスから受診された患者さん [具体的な症例]

 肺癌の末期ということで、ホスピスに入所している患者さんが受診されました。
手術が不可能で、化学療法を行なったのです。
期待に反して効果がみられず、副作用がひどかったために、西洋医学の治療を止めてホスピスに行ったのでした。
しかし、ホスピスに入所しても体調は善くならず、ご家族が当クリニックを探し出してくださったのでした。

 車いすでの受診でした。
足が細くなり、体重を支えるのが難しくなっているのでした。
身体は冷えきっておりましたが、ご本人は冷えていることに気づいていないのです。

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膀胱癌の患者さん [具体的な症例]

 今年の2月に初診だった72歳の男性が、膀胱癌でした。
奥さまを癌で亡くされたそうで、奥さまのためにたくさんの健康に関する書籍を読んだそうです。
安保先生のファンになったそうで、奥さまのために自律神経免疫治療を行う某クリニックを選んで受診されたのでした。
そのクリニックでは数回の治療を受けたのですが、残念ながら奥さまは効果を実感出来ず、受診を拒否するようになったのです。
やがて奥さまは亡くなりました。
数年後ご自身が膀胱癌になり、ご自分の信じる治療法を受けようと思ったそうです。
当クリニックを選んでくださったのでした。


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