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師匠の話

 所長の針灸治療の師匠は多くの治療法を開発しました。

所長が針灸治療の手ほどきを受けて、本格的に治療を始めたのは約30年前のことになります。

思えば遠い話になります。


 今師匠が残した書籍を読み返すと、いかに読み落としている情報があったか、と愕然とすることがあります。

今更遅いと師匠から叱られそうですが、丁寧に読み返します。


 いつも新鮮なもの、それが古典だとは師匠の言葉です。



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寒いですね!

 すでに節分立春を過ぎましたが、寒いです。

都内では木曜日には雪の天気予報が出ております。

所長が東京に出てきてから30年以上経ちました。

12月に零下になったのは初めてです。

その後も寒いままで今に至ります。


例年になく寒いので、体調を崩している方が多いです。

例年と同程度の用心では間に合わないのです。

湯たんぽのお湯の冷め方が早いでしょう!


お風呂に入るときには湯たんぽで温まってから入るようにしましょう。

冷え切った身体のままで入浴しても、体の芯まで温まる前にのぼせてしまいます。

お風呂のお湯と身体の表面温度の差を少なくしてから入浴するべきなのです。


身体の冷えが続くと病気にかかりやすくなります。

病気にかからないようにするためには、準備が必要です。

この寒い時季に湯たんぽはありがたいアイテムです。


しっかりと身体を温めてコロナに感染しないように気をつけましょう。

湯たんぽで温める場所は他の記事を参照してください。


身体を温めるとリンパ球が増えます。

リンパ球の数が多い方はコロナに感染しても重症化しにくい事実があります。

免疫機能が良好であると感染しにくいのは間違いないです。

万が一感染しても重症化しにくいのならば、こんなにいい話はありません。



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半年以上水様の下痢が続く患者さんの話-2

 標記の患者さんのその後の状況です。

湯たんぽ美人を使い、身体を温めた患者さんの排便の頻度は確実に減りました。

便そのものは下痢ではなくなり、形があるように変わりました。

10回程度の排便の頻度は半分以下に減りつつあります。

後になるにつれ7回、5回、3回と確実に改善してきました。


 しかし、手の温度を測定すると、指紋の温度は当初の22-24度ではなくなりましたが、まだ27-30度程度です。

足先も冷たい状況です。

身体を温めるにはまだ相当の努力が必要な状況です。

ただし、本人の感覚ではかなり改善してきたことが実感できております。

心配なのは、冷えの改善はまだ完全ではないのですが、本人の感覚的には相当に改善していると誤解して、

身体の加熱・保温を怠ることです。


 ここで身体の冷えの改善が十分に行えないと、時間の経過とともに再び水様の下痢がぶり返す可能性があります。

症状が改善した後で再び困った症状が出ると、精神的にも辛いものがあります。

最悪の状況は脱出しましたが、まだ底辺の状態であることを知っておかないといけません。


 このような説明をしております。

さらに身体的には、背中から腰にかけて筋肉の異常なこりが目立ちます。

背骨に対して拮抗筋である肋間筋や腹直筋にもこりが目立ちます。

これらの筋肉の異常なこりを改善させるために膝のツボ刺激を行いました。

綿花を利用した、まだらめ式間接灸での刺激です。

膝付近のツボが温かくなる程度の刺激で、体幹部の筋肉のこりはほぼ解消しました。


 他にもいくつかのツボ刺激を覚えていただき、仕上げに気診治療を行いました。


 水様下痢がこれまで受けていた治療法では改善せず、絶望的な気分になっていた患者さんですが、

希望が出てきたとおっしゃって帰宅されました。





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急に寒くなってきました

 今年の気温の変化は例年に比べて、かなり極端な変化をしているような気がします。

いろいろと物議を醸した東京オリンピックの時の暑さには参りましたが、その後には長雨があり低温注意報が都内で発令されるほどの気温の変化がありました。

昨日から急に寒くなって、例年の11月下旬並の気温となっております。

急激な気温の変化にはなかなか順応できませんので、体調の悪い方にはひどく辛い状況となります。


天候そのものを変えることはできませんので、自分自身で対処するしかないですね!


ここで必要なのが湯たんぽです。

気温が低い場合には手足は冷たくなります。

それは内臓に十分に血液を流すために、手足を犠牲にするためです。

手足が犠牲になる期間が長くなると、内臓の機能にも悪影響が出る可能性が高くなります。

そのため手足を犠牲にする時間を短くしなければいけません。


ここで推薦するのが湯たんぽです。

沸騰したお湯で2リットルの湯たんぽを作ると、身体を温めるパワーは13万カロリーあります。

標準的な電気あんかは30Wです。

1時間あたりには25,000カロリーの熱エネルギーを産生します。

1時間かけて、ようやく2.5万カロリーです。

湯たんぽははじめから13万カロリーを有しております。

そのため、今この瞬間に身体を温めるには湯たんぽが強力なアイテムとなります。


最近では停電になることはほとんどありませんが、災害の時には停電の可能性が高くなります。

特に寒い時期に停電になると風邪をひきやすくなったり、高齢の方では肺炎になりやすくなります。

高齢者の肺炎は命取りになる可能性の高い病気です。


防災備品としても湯たんぽは一家の人数分は備えておくと便利です。

東日本大地震の時には計画停電がありました。

あの時には湯たんぽのお陰で助かった方が沢山いらっしゃいました。


阪神淡路大震災の時には日本一の湯たんぽ製造会社である、マルカ株式会社が市民に大量の湯たんぽを供出してくれたのです。

おかげさまで肺炎にならずに済んだ高齢者が沢山いらっしゃったはずです。


実際にこのような災害になると、自治体に湯たんぽを提供しても困っている人に届くにはかなりの時間がかかります。

これから寒くなります。

ご自身で湯たんぽを備えて、実際に使ってみましょう。


新型コロナウイルスはありがたいことに、収束傾向にあります。

しかし、いつ再度増悪するか予知できません。

身体の冷えを改善させると免疫機能は確実に向上します。

新型コロナウイルスにも罹患しにくくなりますし、確実に重症化を防げます。


快適な毎日が送れる可能性が高くなります。


 一家に人数分の湯たんぽを用意して、使ってみましょう!








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残暑!

 先日は今年は猛暑日が少ない、との書き込みをしました。

しかし、その後は猛烈な残暑に見舞われてしましました。

また今後は気温が下がる予報が出ております。


気温の変動で体調を崩す方も多く、難しい時季です。

本日は夕方から雨が降るようで、ますます体調管理が難しいです。


雨が降る前に体調が悪くなる方は多く、関節リウマチ・慢性疲労症候群・線維筋痛症・癌の進行した状態などの体力が低下した状態の方は要注意です。

天候の変化で体調も左右されることが理解できれば、天気予報に注意することで対策が立てられます。

雨降りの天気予報が出たら、いつも以上に身体を休める方向に持っていくことです。


体力的に余裕のある状態を作れば、多少のストレスがかかっても耐えられるようになります。

ではどのようにしたら体力に余裕が出るでしょうか?


体力に余裕のある状態とは、内臓の機能がいい状態と考えてみましょう。

内臓の機能は、その臓器に流れる循環血液量に比例した機能をします。

つまり内臓にたくさん血液が流れるようにすれば体力的に余裕のある状態を作れます。


具体的には、この蒸し暑い時期には汗をかきます。

汗をかいた後では気化熱のために皮膚表面は冷たくなります。

そのような状態で冷房の効いた部屋に入ると身体が冷え切ってしまいます。


どう対処すれば良いのでしょうか?


 これを解決するのが湯たんぽです。

こんな蒸し暑い時期に湯たんぽ!という声が出るのは当然です。

しかし上述の冷えた状態がある程度の期間続くと、夏バテになります。

体力のある方は夏は過ごせても、少し涼しくなってくる秋口になってへばってくることもあります。

秋になってバテるので、秋バテとも呼ばれております。


 湯たんぽの使い方です。

沸騰したお湯は必要ありません。

入浴前にお風呂のお湯を湯たんぽに入れます。

湯たんぽの袋は不要です。

何しろお風呂のお湯ですから、ヤケドの心配はありません。

入浴前に身体を湯たんぽを利用して温めます。

温めるべき部位はいつもの場所です。

大腿部前面・腹部・臀部・上腕伸筋側の4箇所です。

一箇所につき1分程度温めます。

4分間だけ身体を温めてから入浴しましょう。

こうすれば全身に血液が流れやすくなります。

内臓の機能がいい状態を作れます。


入浴前に汗をかいても大丈夫でしょう!


ただし、このように身体を温めてから入浴すると、湯上がりには大量に発汗する可能性があります。

もしそうなったら、かえって身体が冷えます。湯上がりに水のシャワーを浴びて、身体を冷やしてからお風呂を出てください。

今の時期の水道水は冷たくはないですし、このような冷やし方をしてもリバンドですぐに冷えは改善します。


このように皮膚に刺激を与えることでも身体の機能は良くなります。



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癌予防と治療に爪モミ療法

 これはこのブログを検索してくださった方の検索用語の一つです。

最近では健康雑誌で爪もみの特集を見ることはなくなってきましたが、一時期は色々な雑誌で取り上げられたものです。

爪もみが珍しいものではなく、当たり前のものになってきた証拠かもしれません。


 いまだに誤解されているのが、薬指を刺激してはいけないという誤った考えがあります。

爪もみが始まった頃には薬指を刺激すると交感神経の刺激になり、リンパ球が減ると信じられてきました。

しかし、実際に実験すると5本の指を全部刺激したほうがリンパ球は増えるのです。

薬指を除いた4本の爪もみよりも5本全部刺激のほうがリンパ球が増えます。

薬指単独の爪もみをするとリンパ球は減ります。


爪もみを続けていらっしゃる方も多いと思いますが、どうか全ての指を刺激する方法で行ってください。

たまにリンパ球増多症の場合には薬指単独の爪もみがいいかもしれません。







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井穴刺絡療法効果なし

 これはこのブログを検索してくださった方の検索用語の一つです。


 井穴刺絡とは伝統医学の治療法の一つです。

江戸時代の名医の治療経験が掲載されている書籍を見ると、通常の漢方治療で効果が出ない病態を井穴刺絡で改善させた治療実績が見つかります。

これはそれぞれの医師が受けたトレーニングと関係しているようで、漢方治療専門の医師・例外的に刺絡や針治療を行う医師・刺絡を頻用する医師など様々な状況だったようです。


 その井穴刺絡が効果がない場合には、いつくかの問題点を指摘できます。

まず第一には的確な方法での井穴刺絡になっているのか?という点です。

井穴刺絡は爪の生え際付近にある井穴と呼ばれるツボを刺激します。

一般的にはそのツボに針を刺して刺激します。

その針での刺激だけでは効果が出にくいのです。

指先からある程度の瀉血をしないと効果は不足します。

井穴刺絡をしなければいけない病態の場合には、指先を絞らなくても出血します。

しかもその血液の色がドス黒いのです。

瀉血して綿花で拭き取ることを繰り返しているうちに血液の色が鮮紅色になります。

この時点で次の指の処置に移ります。

この程度の刺激でなければ効果は出にくいのです。

つまり井穴刺絡として効果が出るのに必要な刺激になっているか?という問題があります。


第二には、井穴刺絡だけでは病態改善が不十分な場合があります。

かつて某大学附属青山自然医療研究所に所属していた時代に、以下の検討を行いました。

脈診をして井穴刺絡適応と判断した場合、治療後に脈診では改善を認めました。

しかし、他の条件を付けて脈診すると治療の必要性があることに気付きました。

井穴刺絡が全ての病態を改善できる技術ではありません。

たくさんある針灸治療の方法の中の一つの手段なのです。

井穴刺絡を過信してはいけません。


第三には井穴刺絡は起死回生の治療手段ではありますが、あまりにも体力が低下した状態では使いにくい手段でもあります。

患者さんの体力が井穴刺絡に反応できるだけのパワーがあるか?という問題です。

この判定はかなり難しいのは明らかです。

言葉を代えて表現すれば、井穴刺絡がその患者さんにとってのbest choiceか?という問題です。

第二の問題点で取り上げたように、針灸治療の手段はたくさんあります。

一般的に治療する者は自分が得意な治療手段で治療しますが、冷静に考えるとそれがbest choiceである可能性が高いのか?という問題です。

治療者にとってはbest choiceでしょう。

しかし、治療とは治療を受ける患者さんにとってのbest choiceが求められる筈です。

治療者の都合で決められて良いはずがありません。


これらの理由で井穴刺絡が効果がなかったのだろうと推測しております。



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アトピー性皮膚炎の患者さんの話

 自律神経免疫治療は新潟の福田先生と安保先生の出会いから始まりました。

晴れた日には虫垂炎が多い、という臨床的事実から発展してきました。

当初はアトピー性皮膚炎に顕著な効果がありました。

やがて悪性腫瘍の患者さんの治療が始まると、癌が消えてなくなる患者さんが多くでてきたのです。


これまでの医療とは異質な医療を始めたので、福田先生はかなりの迫害を受けました。

新潟の医師会からは、自律神経免疫治療を止めるような勧告まで受けたのです。

信念の塊のような福田先生でも精神的ストレスは大きく、詳細は述べませんが病気になりました。

そのためしばらくの間治療できない期間がありました。


 さて、自律神経免疫治療はどのような病気にも効果をだせますが、上記のようにアトピー性皮膚炎にも効果的です。

安保先生がご存命の頃に雑誌の特集で、アトピー性皮膚炎を取り上げられることが多かったのです。

現代医学的な治療と自律神経免疫治療の比較のような記事が多かったのです。

現代医学の治療の場合には、有名な大学の皮膚科の偉い医師が出てくることが普通で、ステロイドを使った治療法で治すようなお話でした。

片や自律神経免疫治療では安保先生が理論的な面を受け持ち、福田先生が臨床面を担当する記事が多かったのです。


 問題は雑誌の読者からの声でした。

ステロイドを使った治療を大学病院の偉い医師が述べますが、その医師の治療を数年に渡って受けていた読者が増悪しているとの抗議の手紙が殺到したのです。

このようなことが続いてしまったので、健康雑誌ではステロイド治療を中心に行なう医師にお呼びがかかることはなくなってしまいました。


 もちろん自律神経免疫治療を受ければたちどころに治るのではありません。

身体が回復するには、ある程度の時間がかかります。

自律神経免疫治療を受けると、その期間を耐えてみようという気持ちになるようです。









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冷えが治ると何か、いい事がありますか?

 当クリニックの方法で冷えを改善させると、副交感神経が優位の状態を作れます。


抗癌剤の副作用で苦しんでいらっしゃる方は多いのですが、その副作用が軽減・消失します。

多くは吐き気や手足のしびれに苦しんでいらっしゃる事が多いのですが、内臓の循環血液量が増えると胃腸の動きがよくなり、吐き気が改善します。

 手足のしびれは、抗癌剤そのものが交感神経を刺激する薬物なので、動脈を縮めます。

そのため血液の流れが悪くなり、筋肉などの機能が低下します。

そのため、局所的にむくみがでてきます。

そのむくみが神経を刺激して、しびれに感じるのです。

 冷えを改善させて、むくみが治るとしびれは無くなります。


 冷えを改善させると、難病の治療になります。

線維筋痛症や慢性疲労症候群は難病とされておりますが、冷えを改善させながら治療すると治る患者さんがでてきます。

その詳細は他のブログに書き込んであります。

参照してください。


 パーキンソン病なども改善します。

最も難しかったのは多系統萎縮症という神経の変性疾患でした。

治療の頻度を増やすと効果的ということを学んだのも、この病気を経験してからでした。

そのため、自宅でもご自身でできる治療法を覚えて頂くことを始めました。


 癌を始めとする悪性腫瘍でも、すぐに消えてなくなる状態は出来ませんが、徐々に腫瘤が小さくなる・サイズが大きくならないなどの効果はでてきます。


 従来通常の経過をたどり悪くなっていくと考えられていた病気が、キチンと治療すると治る事が多く観察出来ます。


 やるべき事をしっかりとやりきる事が大切だと思います。









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“湯たんぽ美人を利用する冷えとり講演会”を開催します

 先般NHKラジオで湯たんぽ美人を取り上げていただきました。
冷えに関する問い合わせが多く、冷えに苦しんでいらっしゃる方が多いことを実感しております。
冷えの改善のために、湯たんぽ美人の効果的な使い方・湯たんぽ美人以外の注意点などを解説する講演会を下記の要領で開催いたします。
ご希望の方はメールで連絡してください。
業務に差し支えますので、電話での連絡はご遠慮願います。

            記
日時:平成28年12月10日(土) 午後2時開場 午後2時半開始 約1時間の予定
場所:青山・まだらめクリニック 自律神経免疫治療研究所 
定員:15名 
会費:1,000円 (プレゼント付き)
問い合わせ先:info@dr-madarame.com
以上