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綿花を利用した、まだらめ式間接灸:リモートでのお灸 [治療法]

 お灸は古代中国が発祥ですが、日本で独自の発展を遂げてきました。

かつては顔にお灸をしてはいけないとされてきました。

しかし、綿花を利用した間接灸ならばヤケドの心配がほぼありません。

全身くまなくお灸できるようになりました。

また、慢性疲労症候群や線維筋痛症、コロナ後遺症を改善・治癒させることは可能です。

癌をはじめとする悪性腫瘍の末期的状態でも治癒することは無理でも、自覚症状の改善がみられます。

 

 これまでは対面で、お灸の治療を行ってきました。

しかし、本当にこの治療を必要としている方は移動が困難であることも事実です。

ZOOMの利用が一般的になってきていることから、リモートでのお灸治療を試みることにしました。

 

 全3回の診療を予定しております。

初回はお灸を試みたときに効果が出るように準備が必要です。

その準備を説明します。この準備がきちんと出来るか否かで、その後のお灸の効果が変わります。

 

2回目はお灸のやり方を見て頂きます。

どのように綿花を準備するのか?モグサはどのように取り扱うのか?

どうやってモグサに火をつけるのか?どうやって身体に刺激するのか?

を見て頂きます。お灸に必要な物品は予め郵送しておきますので、お手元で実技ができます。初めてのことですので、まずは1ヶ所正確にできるようになることを目標とします。

この2回は数人同時に行う予定です。

 

3回目は個別に相談を受けます。

何しろ病気のことですから、他人には知られたくないこともありますので、個別に行います。

ご都合のいい時間帯にZOOMで相談にのります。

ただし時間に限りがあります(15分間)ので、予めメールなどで質問事項を送ってください。

それ以降の診療については応相談です。

治療に必要な物品(モグサ・綿花など)・郵送料を含めて診察料として5万円です。

 

 先着順で受付します。当クリニックのお問い合わせの欄から申し込んでください。

灸治療希望というタイトルでお願いします。

受付開始は1118日(金)午後3時とさせて頂きます。先着5名の予定です。

入金を確認出来次第、治療に必要な物品(モグサ・綿花など)・問診票・ZOOMの情報を送ります。

 

 青山・まだらめクリニック 自律神経免疫治療研究所 https://aoyama-madarame-clinic.com

 


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気温の変動が大きいですね [季節]

 本日の日曜日は都内は暑いくらいの気温でした。

夕方に雨が降りましたが、まだ暖かく感じます。

しかし、明日は最高気温が本日よりも7度下がるようです。


今週は全般に気温が下がるようです。


 身体が冷えるとリンパ球が減り、免疫機能は低下します。

逆に十分に身体を温めるとリンパ球が増え、免疫機能が高まります。

風邪をひきにくくなります。

コロナやインフルエンザにも罹りにくくなります。


 幸いなことにコロナ感染者は増加傾向にあるようですが、重症化しにくくなってきているようです。

それでも罹患しないのが大事ですので、身体を冷やさないように気をつけましょう。


 いつもの服装に加え、手袋・マフラーを着用するだけで冷え対策としては効果があります。

寒がりの方には耳当てや耳までカバーできる帽子をお勧めします。


 室内では湯たんぽを使って身体を温めてみましょう。

湯たんぽは寝る時だけではなく、入浴前に使いたいものです。

冷え切った身体で入浴しても、身体の芯まで温まる前にのぼせてしまうことがあります。

そのため、体の芯まで温まらない入浴になっていることが多いのです。


 くれぐれも冷えにはご用心を!



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冷えの改善に必要なこと [治療法]

 冷えという言葉は医学用語ではなく、日常生活の中の言葉です。

そのため、あるいは医学的に冷えを取り上げることは稀なことです。

簡単にいうと、所長が医学部の学生だった頃には冷えという言葉は講義では出てきませんでした。

その後医学用語事典などを探してみましたが、言葉としては出てくるものはありましたが、

説明が通り一遍で内容が理解できるような書き方はしてありませんでした。


その後冷えに関する論文を集めましたが、冷えをどう定義するかが意外と難しいことに気づきました。

さらに自分なりの定義を作り、論文にまとめました。


 そのような活動をしておりましたが、いわゆる冷えは確実に治ります。

なぜならば、冷えた身体が温まるまで熱を加え、その熱が身体周囲に保持できれば解決するのです。

冷え切った状態は前回の書き込みにもありますが、内臓に十分に血液が流れない状況になっております。


多くの方は身体が温まる食品のことを考えるのですが、その食品が吸収されにくい状態が冷えなのです。

物理的に外部から加熱するステップがないと冷えは改善しにくいのです。


逆に言えば見かけだけでも内臓に十分に血液が流れる状態ができれば、

冷えによる悪さは改善できます。


その手段として、熱量の多い湯たんぽの活用を勧めるわけです。

外部から熱を加えても、その熱を保持できなければ効果は半減します。


就寝中に十分に身体が温まると便利です。

まずは入浴前に、湯たんぽを活用して十分に温まってください。

そうしてから入浴すると身体の芯まで温まりやすくなります。

湯上がりにはタオルを4つにたたんで、パンツの中に入れます。

限局的に重ね着するのです。

腹巻きをする方は多いのですが、お腹が温まっただけでは不十分なことが多いのです。

お尻が温まって初めて足先にまで温かい血液が流れるようになります。

タオルを使って重ね着するのはお尻だけではなく、二の腕もお忘れなく。


二の腕が温かくなってはじめて指先まで温かい血液が流れるようになります。


お尻と二の腕は温まりにくい場所なのです。

ここを限局的に保温すると冷えは治りやすくなります。


汗をかかないようにお試しください。




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だいぶ寒くなってきましたね。 [季節]

 今年は気温の変動が大きいですね!

急に冷え込んだかと思ったら、再び夏日になるなど気温の変動が著しく体調を崩している方が多いようです。


単純に冷えると言いますが、手足が冷たいことが悪いのではありません。

手足が冷たくなるくらい身体が冷えると、最終的には内臓に十分に血液が流れにくい状況になるのです。

そのため、内臓の機能が低下するので様々な症状が出てくるのです。

本来内臓の機能を決めるのは、その臓器に流れる血液の量なのです。

身体が冷えると内臓、つまり各臓器に流れる循環血液量が低下します。

その結果として各臓器の機能が低下するのです。

循環血液量が低下して起こる機能の異常は、通常の検査では指摘できないことが多いので

検査しても異常はないと言われることが多いのです。

しかし、現実には機能は悪いのでなんとなく調子が悪いような状況になってしまいます。


内臓に流れる循環血液量が低下しているために各臓器の機能が低下しております。

悪いところは確実にありますが、検査しても異常はないので病気ではないとまで言われることがあります。

しかし、確実に機能が低下した状態です。

また、しっかりと身体を温めることなどで改善する病態ですので、まずは湯たんぽの助けを借りることが大切です。


なぜ湯たんぽなのか?  


 よく聴かれることです。

標準的な電器アンカは30ワットと表示されております。

1時間当たり30ワットの熱を産生するという意味です。

ワットという単位をカロリーに換算すると約25,000カロリーになります。

1時間かけて25,000カロリーを産生するということです。


湯たんぽに沸騰したお湯を2リットル入れると、身体を温める熱は130,000カロリーあることになります。

どちらが身体を温める機能が高いか、自明です。


身体を温めるためには熱量がなければいけません。

冷えた身体を温めるには熱が必要なのです。

上述のように、電器アンカよりは沸騰したお湯を入れた湯たんぽが効果的な理由が判ったでしょう。


湯たんぽは寝る時に使うのではなく、身体にあてて身体に熱の貯金を増やすように使って欲しいのです。

身体が温まるまで繰り返しお湯を替えて、身体が温まるまで湯たんぽを使うのです。

ただし、汗をかかないように身体を温めるのです。

汗をかくと、身体が冷えます。

その対策として、あと5分もしたら汗をかくかもしれない、というタイミングで温める部位を変えるのです。

身体を温めるのが目的ですので、冷やす要素を作らないのは大切なことです。


冷えた身体を温めると快適です。

そのため、ついつい温め過ぎてしまうことが多いものです。

ここにはご注意願います。


 冷えた身体を改善させるためには外部から熱を加えることが大切です。

温めるには沸騰したお湯を利用した湯たんぽがお勧めです。


 次回は温かくなった身体を保温する方法を書き込みます。








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暑い日の湯たんぽの使い方 [季節]

 本日、山の日です。

猛暑日になっている地域が多いようです。

こんなに暑い時に冷えているとは想像もつかないことでしょう。

しかし、病気にかかっている方では冷えているという自覚こそありませんが、身体の隅々までに十分には血液が流れていないことが多いのです。


なぜそんなことがわかるのか?


 体調の悪い方の手のひら・指紋中央部の温度を測定するのです。

手のひら中央部付近と指紋中央部付近で温度差が出てくることが多いのです。

距離にして約10センチ。

この距離で温度差があるのはおかしいでしょう?

猛暑日でも冷えている方は冷えております。

しかし、これだけ気温が高いからこそ冷えていることに気づかないのです。


 多くのばあい、手のひら中央部よりは指紋中央部付近の方が温度が低いのです。

ひどい場合には10度以上の温度差があることもあります。

健康な方では温度差がないことが多いようです。


 最近目立つのはコロナ後遺症の患者さんです。

この温度差が大きことが多く、湯たんぽでしっかりと加熱すると急速に改善する方が出てきます。


 そうです。

この病態を改善させるには湯たんぽによる加熱が最も効果的に思います。

しかし、この猛暑日が続いている状況では、冬と同じようには湯たんぽは使いにくいのも確かです。


 そのため、入浴前の湯たんぽの利用をお勧めします。

沸騰したお湯を使うことはありません。

お風呂のお湯を湯たんぽに入れるのです。

何しろお風呂のお湯ですから、ヤケドするはずがないでしょう!

湯たんぽの袋は要りません。


 大腿部前面・腹部・臀部・上腕伸筋側:いつも湯たんぽ加熱を勧めている部位に1ヶ所1分程度温めてください。

そうしてから入浴してください。

何しろこの暑さです。

汗をかいています。

発汗した皮膚は冷たいのです。

冷たい皮膚のままで入浴すると、すぐにのぼせてしまいます。

つまり、身体の芯まで温まる前に入浴終了となるのです。


 短時間で構いませんので、お風呂のお湯を入れた湯たんぽで身体を上記のように温めてから入浴しましょう!

こうすると内臓に血液が流れやすくなります。

問題点が一つあります。

このような入浴法では、湯上がりに大量の発汗がみられます。

その時には水をかぶって、身体をある程度冷やしてからあがってください。


 一瞬でいいので、汗腺を引き締めましょう。

汗をかきにくくする必要がある、ということです。

そもそも今の水道水は冷たくないのです。

そう簡単には身体は冷えませんので、ある程度の時間水を被る必要があります。








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台風6号が! [季節]

 台風5号が行き過ぎたら、既に6号が被害をもたらしております。

南の熱い風の影響で、全国的に猛暑日が続く予報になっております。


これだけ暑いと冷房を入れざるを得ません。

寝室が暑いままでは眠れません。


中途半端な冷房の使い方では睡眠を妨げます。

よく聞く話ですが、切りタイマーを活用することがあります。

多くの場合、冷房のスイッチが切れた途端に目が覚めるということがあります。

これだけの猛暑ですので、朝までの連続運転をお勧めします。


当然扇風機は併用していると思いますが、身体に直接当たらないような風の向きが必要になります。

一晩顔面に直接風をあててしまい、いわゆる顔面神経麻痺になってしまうこともあるのです。


 また、これだけ暑いとパジャマを半袖・半ズボンにすることが多いのですが、

オールナイトの冷房環境ではかなり冷えます。

長袖・長ズボンのパジャマにして、肌を露出しない用心が必要です。

パジャマの生地は薄くて構わないのですが、体表面を覆うことが大切です。

何しろ何か掛けていても寝ている間に剥いでしまうことが多いからです。


これだけ用心しても起床時には足首から先の冷えを感じると思います。


さて、冷房の設定温度の問題があります。

就寝時だけ使う寝室では、日中の気温のために壁や天井・床が高温になっている可能性が高いのです。

就寝時には28度程度の設定温度で構わないのですが、最初は2−3度低めに設定して寝室の空間の温度を下げる必要があります。

具体的には床に就く前の約1時間だけ26-27度でエアコンを運転します。

いよいよ寝るという段階で28度に設定温度を上げて、終夜運転することです。

あまりにも暑い日には27度以下に設定しても構いません。

そこは臨機応変です。


 今週は全国的に猛暑日が続きそうです。


 冷房を上手に使って乗り切りましょう。


 暑い日の湯たんぽの使い方は次回に書き込みます。



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梅雨入りしたと思ったら猛暑日の連続 [季節]

 つい先日梅雨入りの記事を書き込んだと思ったら、あっという間に梅雨があけました。

恐ろしいことに猛暑日の連続で、電力使用不足という恐ろしい事態になってきました。

熱中症で亡くなった方も出ております。


 このような時季の注意を書き込みます。

これだけ気温が高いとご自分が冷えていることは全く気にならなくなります。

しかし、本質的に冷えていらっしゃる方はこの時季に冷え対策をしておくと、

身体がいい方向に向かいやすい、ありがたい時季でもあります。

悪いことだけではありませんね。


 こんなにも気温が高い時に、湯たんぽを使うのは極めて難しいです。

何しろ熱中症の危険があります。


 暑い日には汗をかきます。

汗は身体を冷やすためにかくので、発汗した部位をふれると冷たくなっています。

このように冷たい状態が長く続くと、夏バテします。

その対策が必要となります。


 お勧めするのは入浴前の湯たんぽ加熱です。

使うお湯は冬とは違って、お風呂のお湯を湯たんぽに入れてください。

お風呂のお湯ですので、ヤケドの心配はありません。

従って、湯たんぽの袋は不要です。

 この湯たんぽをいつも加熱するべき部位、大腿部前面・腹部・臀部・上腕伸筋側を各1分程度温めてください。


 こうしてからお風呂に入ると、身体の奥深くまで温まりやすくなります。

ただし、このような準備をしてからの入浴では湯上がりに大量に汗をかく可能性があります。

そうなると身体が冷えます。

湯上がりに水をかぶって身体を冷やすことが必要になります。

汗腺を引き締めて、汗をかかないようにしていただきたいのです。


 今の水道水はさほど冷たくはありません。

むしろぬるま湯程度の温かさがありますので、ある程度身体が冷えるまで時間が必要になります。

こうしてある程度身体を冷やすとバスタオルで身体を拭いた後でもすぐにパジャマを着られます。

身体表面の温度は比較的速やかに回復します。

つまり内臓に流れる循環血液量は確保できます。


 面倒に感じると思いますが、暑い時季にも冷えないように注意が必要です。

最悪の場合、毎日やらなくても週に何日かこのような努力をしておけば今年のように長くて暑い夏を大禍なく過ごせるようになります。

何らかの病気を持っていらっしゃる方はこのようにしていただくと、病気そのものも改善する可能性が高くなります。





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早いもので既に梅雨入り! [季節]

 今年は関東甲信越地方は6月6日に梅雨入りしたそうです。

昨年より8日早く、平年より1日早いそうです。


梅雨明けも早くなりそうで、そうなると暑い夏が長引くのが心配です。

暑くなるとどうしても冷房の助けがないと過ごせなくなります。

原油価格が高くなり、さらに円安の影響で電気代が高くなるしかない予想が出ております。

困ったものです。


 湿度が高くなると、ヒトの身体もむくみやすくなります。

大自然の中で生きているものの宿命ですが、自然環境の影響を受けるのでやむを得ないことです。

暑くなると自分の体が冷えていても、その冷えは気にならなくなります。

言ってみれば気温の高さに身体が騙されているような状況になります。

暑いので発汗します。

そのため体の表面はひんやり冷たくなります。

本来の冷えと区別がつかなくなります。


なんとなく体調が悪い方は朝の寝床の中で身体各所の温度を確認してみましょう。

手そのものが冷えていると判定を間違えます。

腋の下の温度を基準とします。

体温計を使う時のように、腋の下に手を挟みます。

その温度とお腹、腋の下の温度と太もも(大腿部)、腋の下の温度とお尻(臀部)、腋の下の温度と二の腕(上腕伸筋側)このように腋の下の温度を基準として、1対1に体の表面温度を比較するのです。


どこかしら腋の下の温度と比べて低い部位があったら、それは身体が冷えていると考えてください。


 このような状況がある場合には最終的には内臓に流れる循環血液量が低下しますので、内臓の機能が低下します。

そのためになんとなく調子が悪いけれども、検査では異常が出ないとされます。

検査が万能ではありません。

そこまで現代の科学技術は進歩しておりません。

検査にはそれぞれの目的があります。

その目的である内容しか分かりようがありません。


 問題はこのような病態をどうやって治すか?です。


 このブログで延々と取り上げてきた、湯たんぽでの加熱そして保温が決め手になります。

梅雨時の蒸し暑い時に沸騰したお湯で湯たんぽを作ることは必要ないです。

お風呂のお湯を湯たんぽに入れます。

湯たんぽの袋は必要ありません。

何しろお風呂のお湯ですから、ヤケドの心配はありません。

入浴前にこの湯たんぽで、大腿部前面・腹部・臀部・上腕伸筋側を一箇所1分程度温めてから入浴しましょう。


冷えた身体で入浴しても体の芯まで温まるのは難しいのです。

あらかじめ身体表面の温度を上げてから入浴するべきです。

冷えた身体表面温度とお風呂のお湯の温度差が問題なのです。


 このギャップを埋める工夫が必要です。




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冷えとはなんでしょう? [病態]

 冷えは日常生活における言葉で、医学用語にはありません。

所長が受けた医学部教育で、冷えという言葉は出てきませんでした。

実際に診療すると、冷えが原因で出てくる症状は非常に多いのに驚かされます。


 冷えというと言葉があまりにもポピュラーなので、深刻さが薄れます。

たくさん検査したけれども異常がない、しかし多彩な症状があるといった場合の原因が冷えであることが多いのです。

さまざまな症状がある場合には色々な病気でそのような症状が出てくることがありますので、治療を担当する医師は病気を見逃してはいけませんので、考えられるだけの検査をします。

それでなんらかの病気が見つかって、それなりの対処をしていただければよろしいと思います。

しかし、検査で異常はないにも拘らず症状の説明がつかないことがあります。

この場合には冷えを考えなければいけません。


 前に述べましたが、医学部の教育では冷えは出てきませんので、医師の念頭には冷えは出てきません。

そのため多くの患者さんは路頭に迷うのです。

新型コロナウイルス感染症の後遺症で苦しんでいる患者さんの多くが、冷えているものと推測しております。

冷えの対処ができていないから治らない、と考えております。

当クリニックで経験したコロナ後遺症の患者さんは全て冷えておりました。

冷えの改善が出来ないと疲労倦怠感が改善しないのです。


 逆に、一生懸命に冷えを改善させると急速に改善してくるのです。

まずは冷えの改善が第一です。


 どうやって冷えを改善させるか?


 それは湯たんぽを使って身体を加熱・保温することです。

梅雨入り間近で蒸し暑くなってきております。

このような時期に湯たんぽを使うのか?と考える方も多いと思います。

気温が高くなっても、冷えは改善しません。

気温が高いので、自分の冷えが苦にならないだけの話です。


 汗をかかないように、短時間でいいので湯たんぽを使ってみましょう。

まずはお試しで、入浴前だけお風呂のお湯を湯たんぽに入れます。

その湯たんぽを大腿部前面・腹部・臀部・二の腕の5箇所を1ヶ所1分間だけ温めてみましょう。

その後普通に入浴してみましょう。

いつも以上に身体が温まります。


 湯上がりに汗がひかないほど温まることもよくあります。

そんな場合には湯上がりに水をかぶってから上がりましょう。

汗腺が引き締まり、汗をかきにくくなります。


 こんなことを日々に繰り返すうちに冷えの程度が軽快していきます。



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コロナ後遺症の治療について [治療法]

 緊急事態宣言やマンボウは発出されておりませんが、罹患者が増えたためコロナ後遺症で苦しんでいらっしゃる方が非常に増えました。

感染後に慢性疲労症候群になるのは、慢性疲労症候群としては典型的な例でもあります。


 当クリニックでは慢性疲労症候群の治療を行なって、すでに30年以上の経験を積んできました。

現在の疲労学会の前身である、慢性疲労症候群研究会の時代から参加してきました。

当初は慢性疲労症候群の治療では全く成果が上がりませんでしたが、地道に治療を研究してきました。

慢性疲労症候群は一般的には難病とされておりますが、

治療法を薬物治療から物理的刺激に変更することで、慢性疲労症候群は治る病気になりました。

このことは疲労学会その他の学会でも報告し、一部のデータは論文化しております。


 コロナ後遺症は発症してから日が浅い慢性疲労症候群と考えると大きな間違いはないと思います。

コロナ後遺症は慢性疲労症候群の治療をすれば治ると考えております。

ポイントは2つあります。


 冷えの改善と筋肉の異常なこりの改善、この2つです。


詳細はこのブログ及び湯たんぽのブロブを参照してください。

この二つのブログに適宜書き込みます。

早く冷えを改善したい方は当クリニックのHome Pageを参照してください。

確実に冷えを改善させる方法を掲載してあります。


 筋肉のこりを改善させるのは難しいです。

間違いなく言えるのは、

こっている筋肉そのものを刺激するのはやめた方がいいということです。

こりを改善させる方法はまだ完成しておらず、いまだに進化形です。





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