癌部分にお灸しても良い? [治療法]
これはこのブログを訪問してくださった方の検索ワードの一つです。
お灸は古代中国由来の治療法ですが、日本で独自の発展をとげました。
今では日本のお灸は、驚異的な治療効果を有する治療法になっております。
これまで難病とされ、治らないのが当たり前とされた病気でも治せる場合が増えてきました。
全ての難病がたちどころに治るのではありません。
毎日当クリニックで行なっている綿花を利用した、まだらめ式間接灸を繰り返していると病気そのものがよくなってくるのです。
少しでも改善する点がでてくると、張り合いがでてもっとよくなろうと努力できるようになります。
悪循環の反対の言葉で、好循環という言葉があります。
ほんの少しでも体調がよくなることが実感できれば、まさにこの好循環がでてきます。
湯たんぽを活用して身体を温め、綿花を利用したまだらめ式間接灸を繰り返すと筋肉の異常なこりが解消され、内臓に十分に血液が流れるようになります。
これが副交感神経が優位な状態です。
つまり免疫の状態が理想的な状況になるのです。
ある程度の期間この状態が維持できれば癌でも小さくなります。
やがて消失する可能性が高くなります。
ここで、どこにお灸したらよいのか?が問題になります。
第一にせんねん灸のようなものではヤケドしやすいので、それは使わないことです。
お灸は熱を伴う治療法ですので、一カ所に固定する刺激では簡単にヤケドします。
ヤケドすると繰り返しての治療ができません。
そのために綿花を利用したやり方が必要なのです。
第二に癌そのものを刺激する方法でも構いません。
乳癌のように体表面近くにある場合には非常に有効な治療法です。
綿花を利用した、まだらめ式間接灸の前後で腫瘍のサイズが小さくなるのがわかることがあります。
腫瘍そのものが破壊されて小さくなるのではなく、おそらく腫瘍の内部に貯まった水分が減ってくることでちいさくなるのでは?と考えております。この方法を繰り返して乳癌が消えた患者さんも沢山いらっしゃいました。
しかし、体表面に近い部位の癌ならば可能ですが、内臓の癌などでは無理な場合も多々あります。
おなかにお灸することは大切ですが、それだけでは不十分です。
全身的な筋肉の異常なこりを解消する必要があります。
現代医学は筋肉のこりに対して関心を持っておりませんが血液の流れを考えれば、血流の抵抗にしかなりません。
つまり筋肉のこりがあれば、内臓に十分に血液が流れなくなるのです。
各臓器に流れる血液の量と各臓器の機能は比例するのです。
内臓の機能が低下することが筋肉のこりのもつ悪さです。
内臓の機能が悪くて病気が治るでしょうか?
このような内臓の機能の悪さは、通常の検査では異常がでない特徴があります。
従って、このような病態があることを知らなければ見逃してしまいます。
癌に効くお灸 [治療法]
これはこのブログを訪問してくださった方の検索ワードです。
癌は日本人の死因のトップですので、深刻な病気です。
癌に効くお灸というと、ある特殊なツボを刺激するとたちまち癌が小さくなるというイメージをする方が多いのです。
しかし、現実にはそういうものではありません。
癌に伴う、もしかしたら癌とは全く関係のない症状を改善させるような治療をしているうちに癌が小さくなってくるのです。
自律神経の言葉で言えば、副交感神経を優位にさせておけば癌は小さくなる方向に向かいます。
そのためには身体が冷えていたら、いけません。
全身を温めるにはお灸は力不足です。
そのため、湯たんぽ美人を利用した加熱が最も効果的です。
お灸のやり方にはいろいろな考え方があります。
当然のことですが、所長はいろいろな考え方で治療してきました。
その辺のことを次回に書き込みます。
新しい治療法の開発 [治療法]
現代日本の医療はいろいろな制約の中で、薬物治療を中心に行なわれているのが現状です。
しかし、当クリニックでは、通常の医療機関とは異なり薬物治療に重きを置きません。
非薬物治療を中心に治療しております。
通常の医療機関と異なる治療方針のため、通常の医療機関で難治とされる病気でも回復することは珍しくありません。
当クリニックの基本方針としては、身体の機能を高めることに重点を置いております。
身体の機能の中でも大切なものが、内臓の機能です。
内臓は、その臓器に流れる血液の量に比例した機能を表します。
つまり内臓に十分に血液が流れないと、内臓の機能は悪いのです。
内臓にどの程度血液が流れているかを調べることは結構難しいのですが、大雑把に推測することは簡単です。
身体の表面が温かいか否か、で推測は可能です。
ここで大きな問題があります。
現代日本の医学部教育では身体の冷えを問題にしていないのです。
そのため、足が冷えていると訴えても、適切な治療を受けたと胸を張って言える方はほとんど居ないのが現実です。
全身にくまなく血液が流れる状態ならば、内臓の機能は優れていると考えられます。
従って快適な生活ができます。
この状態に仕向けるために、湯たんぽ美人を活用して身体の加熱・保温が大切になります。
ある程度身体が温まると、内臓に流れる血液の量は格段に増えます。
そのうえで、全身の筋肉の異常なこりを改善させるとさらに効果的になります。
ここでももう一つの問題があります。
現代日本の医学部教育では、筋肉の異常なこりのために様々な症状が出現することを教えていないことです。
簡単な例をあげると、肩こりがひどい状態になると眠りの質が悪くなることはよく経験します。
睡眠の質が悪ければ、快適な生活はできません。
肩こりは肩周辺の筋肉の異常だけでは済みません。
背中や腰の筋肉にも負担をかけてしまいます。
意外なことに、その結果として内臓に流れる循環血液の量を減らす方向に向かいます。
これに類することが全身で起こりますので、どこかの筋肉に負担がかかると様々な症状を引き起こします。
このような病態は、身体を詳細に観察するとみつけられます。
所長は大学院生時代に、微小循環学を学びました。
その研究成果として、筋肉と血液循環の関係を発見したようなものです。
さらに筋肉の異常なこりを改善させる手段として効果的なものが、東洋医学の経絡学説でした。
所長は自分の肩こりを治したくて医学部に入学しましたが、医学部の講義では肩こりそのものは全くありませんでした。
そのため、独学で肩こりをはじめとする筋肉のこりを改善させる治療法を研究してきました。
ある程度は肩こりをはじめとする筋肉のこりの治療は可能でしたが、満足できるものではありませんでした。
優秀な指導者につく必要を痛感しておりました。
ある時期には日本全国の針灸治療の名人を探し歩くことをしました。
それが現在の治療に結びついております。
いろいろな治療法を発見・開発してきました。
この新型コロナウイルス感染症の影響で、かなりの時間が自由になりました。
おかげさまで、これまでに解決しにくかった症状の治療法を考える余裕ができました。
これまでにない画期的な治療法も発見できました。
緊急事態宣言が解除され、この新しい治療法の効果を確認するときがきました。
悪性腫瘍と新型コロナウイルス感染症の話 [治療法]
新型コロナウイルス感染症の研究が進んで、色々なことがわかってきました。
世の中には様々な見解があります。
少なくとも学問的に証明された事実を基にして考えても、新型コロナウイルス感染症が簡単には終息しない可能性が高いと思います。
医療崩壊という現象も危惧されております。
実際に多くの医療者も感染しており、外来部門を閉めたりあるいは病院そのものを休止している施設も増えつつあります。
せっかく早期診断・早期発見された悪性腫瘍が手術できない状況も増えてきております。
手術すればいい状況で手術できないのは、患者さんのみならず医療者にもストレスが貯まります。
もし手術できないのであれば、その間に体質改善の努力をしてみませんか?
日本の悪性腫瘍の治療方針は早期発見・早期手術でした。
この方針は、ある程度の効果を挙げてきました。
しかし、癌をはじめとする悪性腫瘍を作り出す体質改善ができていないと、新たな悪性腫瘍を作り出します。
そのため一つだけではなく、複数の悪性腫瘍に罹患する患者さんが非常に多くなっております。
著明な女優さんが7つか8つの癌に罹患した例もあります。
いずれも早期発見・早期手術で生命そのものには問題はない状態らしいですが、臓器はどんどん減ってきているようです。
日常生活を送ることはだんだんと難しくなっていると推測されます。
体質改善というと、難しく感じると思います。
実際にやるべきことは難しくありません。
毎日が快適に過ごせるとやがて体質が改善されます。
問題はなにをどうすればいいのか、です。
自己流ではいけません。
病気治療の原則 [治療法]
本日は真冬並みの寒さで大雪のため、外出する方は少なかったようです。
新型コロナウイルス感染予防にはいい一日でした。
このブログにも書き込みましたが、一般的に感染症予防にはリンパ球の数が多いほど有利です。
悪性腫瘍でも、腫瘍が縮小する患者さんはリンパ球の数が多いのです。
糖尿病の患者さんでも、血糖のコントロールが悪い場合にはリンパ球の数が少ないのです。
新型コロナウイルス感染の場合で致命的になる可能性が高いとされている、心血管系の病気の患者さんでもコントロールが悪い時にはリンパ球が少ないのです。
リンパ球数は自律神経の目安になります。
リンパ球は副交感神経の支配を受けているので、リンパ球の%と数が大切になります。
理想的なリンパ球の%は35〜42%で、その絶対数が2,100〜2,400個です。
そもそも20歳の時のリンパ球の数が約2,000個です。
年齢が上がると、リンパ球の数が徐々に減っていくのです。
病気に罹るとさらにリンパ球が減ります。
リンパ球が減るから病気に罹るのかもしれません。
逆にリンパ球が増えれば病気の経過は良好となります。
リンパ球の数を増やす方法はこれまでにこのブログに取り上げてきました。
参考にしてください。
新型コロナウイルスの対処法 [治療法]
新型コロナウイルスは猛威を振るっております。
幸いなことに日本では重症になる患者さんの数は少ないようです。
そういった状況で、いろいろな方がいろいろなことを発信しております。
さきほど発見したのが、公衆衛生の専門家の発言です。
いわゆる特効薬はもとからありませんし、ワクチンができるまでには相当の時間が必要と考えられます。
頼りになるのは自分自身の免疫力となります。
この記事では基本方針しか言及しておりません。
具体策がありませんので、それはこちらを参考になさってください。
新型コロナウイルスの話 [治療法]
右足首を捻挫した患者さんの話 [治療法]
約15年以上治療している患者さんの話です。
もともとは潰瘍性大腸炎で受診されていたのですが、自律神経免疫治療で血便や腹痛が消失し、
消化器内科の検査でも全く問題のない状態になっても、月に1回受診されている患者さんの話です。
この患者さんは、年末に右足首を捻挫してしまいました。
冷やしたり温めたりして、なんとか右足首の痛みは解消した状態になりました。
一昨日から捻挫した部位が再び痛みだしたのです。
歩くにも不自由となり、よろめくように受診されました。
ちょうど冷え込みがきつくなってから、痛みがぶり返したようです。
この患者さんは受診歴が長いので、冷えと痛みの関係も熟知していらっしゃいます。
湯たんぽ美人の愛用者で、冷え込んできているので湯たんぽ美人を使っていらっしゃいました。
しかし、今回は間に合わなかったのです。
足首を支える筋肉がガチガチに緊張して、硬くなっておりました。
右股関節に圧痛があります。
左とは明らかに差があります。
足首の状態が悪いので、膝そして股関節・さらには腰に影響が出ることはよく観察されます。
触診では身体は温かい状況でした。
湯たんぽ美人を使わなかったら、もっと痛みがひどかったのでしょう。
右の股関節の圧痛を改善させる下腹部のポイントを、綿花を利用した間接灸で刺激します。
さらに、大腿部および足首付近の重要なツボを、同様に刺激するとすっかり快適になりました。
捻挫そのものは回復した状態だったのでしょう。
しかし、冷え込みがきつくなって、いってみれば古傷がうづく状態となり、
痛みがでたものと考えました。
足関節などの機能が低下したための痛みだったので、下肢を支える筋肉の機能を向上させる治療が効果的であったと考えられます。
冷えがこんなにも悪さをするのか、とこの患者さんは驚いておりました。
もう少し寒い時期は続きます。
ご用心ご用心
笠井アナの話:悪性リンパ腫の治療について [治療法]
元フジテレビアナウンサーの笠井さんが悪性リンパ腫の抗癌剤治療を始めたという記事がありました。
悪性リンパ腫などの血液の癌とされる病気は抗癌剤が効果的です。
しかし、繰り返し抗癌剤を使っていると白血球や血小板の数が減ってきて、治療を続けられないことがでてきます。また、抗癌剤の副作用が辛くて、治療を続けられないこともよくでてきます。
このような時に、どのように対処するか?
まず抗癌剤の副作用対策として必要な事を述べます。
抗癌剤は根本的には交感神経を刺激する薬物です。
その副作用を軽減させるには、副交感神経を刺激する事が最良の手段です。
湯たんぽで身体をしっかりと温めることで、全身にくまなく血液を送り出せるようにすることが大切です。
第二には、筋肉の異常なこりを軽減させる事です。
交感神経が優位になると、いろいろな筋肉内にいわゆる疲労物質が貯まります。
そのために筋肉のこりがでてきます。
このようなものがあると、筋肉内の血液の流れが悪くなります。
副交感神経を優位にする事が難しくなります。
そのため、筋肉の異常なこりを改善させる必要があるのです。
綿花を利用した、まだらめ式間接灸と気診治療の組合わせが極めて効果的な治療法となります。
白血球や血小板の数が減少した場合の対処法について
踵に直接灸を多数据えるのです。
この手段で白血球や血小板の数が増えます。
薬物治療で白血球を増やす薬物もありますが、リンパ球を増やす事はできません。
踵の直接灸はリンパ球が増やせます。
もちろん薬物治療を併用しても問題ありません。
お灸をすると全般に体調がよくなり、気力が湧いてきます。
冷えは必ず治ります [治療法]
冷えは身体を温めて、その熱を局所に保持出来たらば絶対に治ります。
温めるために湯たんぽが大切な道具になります。
なぜ湯たんぽなのでしょうか?
身体を温める根拠となるのが熱量です。
お湯の熱量が大きいので、温まりやすいのです。
電気あんかでは熱の産生量は小さいのです。
2リットルの沸騰したお湯で湯たんぽを作ると、身体を温める熱量は13万カロリーの熱量があります。
平均的な電気あんかは30ワットで、1時間辺りの熱の産生量は2万7千カロリーはありません。
従って、今身体を温めるとすれば、電気あんかは湯たんぽにかないません。
さらに湯たんぽは身体が温まると、次第にぬるくなるのも優しいのです。
停電になっても温かいのが湯たんぽです。