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慢性疲労症候群はよくなる? [治療効果]

 これはこのブログを訪問してくださった方の検索ワードの一つです。
慢性疲労症候群はよくなります!
慢性疲労症候群は、本来は治る病気です。
しかし、治療法を間違えると治りません。
当クリニックでは、治癒(完治した)率は42%です。

慢性疲労症候群や線維筋痛症に関しては湯たんぽのブログに詳細を書き込んでおります。
そちらをご覧ください。

 青山・まだらめクリニック 自律神経免疫治療研究所 http://www.dr-madarame.com

肩首こりがつらい、30歳台の男性患者さん [治療効果]

 肩こり首こりに、ほとほと困っている30歳台の男性患者さんが受診なさっております。
頻回にマッサージを受けていたら、効果的な時間がどんどん短くなってきているのです。
先行きが心配になり、受診なさったのです。

診察すると身体は冷えきっておりました。
汗をかきやすいそうです。
肌もやや汗ばんでいる状態でした。
身体が冷えているから汗のもとの水が多い状態なのです。
そのために汗をかきやすいのです。
汗をかくと気化熱で熱をとられ、かえって冷えるのです。
十分に身体が温まると汗かきは治ります。
汗のもとの水がなくなるからなのです。

肩・首に限らず、背中や腰の筋肉も異常なこりがみられました。
睡眠も満足出来ないそうで、寝付きが悪く夜中に目が覚めてしまったり、明け方に目覚めたりもするそうです。

 筋肉のこりがひどいために、脳にうっ血が多くなっているのでしょう。

まずは湯たんぽ美人を使って身体を加温していただきました。
1週間後の再診では肩こりが軽減してきたそうですが、眠りの質までは改善しなかったそうです。
刺絡と気診治療の併用で治療を始めました。
本日が2回目の治療の日でしたが、肩こりはほとんど気にならなくなっておりました。
しかし、首が左右に回らない状態でした。
そこで、拙著『「首のスジを押す」と超健康になる』の治療手段である首のスジを刺激しました。
治療前は首はせいぜい10度しか回らなかったのですが、治療後にはほぼ真横つまり、90度近くまで首が舞わせるようになりました。
頭がボーッとしていたようですが、非常にスッキリして気分がよくなったそうです。

この刺激を繰り返せば、快適な生活になるでしょう。

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前立腺癌の患者さんの話し [治療効果]

 70歳台の男性の前立腺癌の話です。
前立腺癌になって5年経過した方です。
手術がイヤで自分自身で治そうと、いろいろと研究してPSA値を下げてきたそうです。
当初は40程度だったのですが、食餌療法を研究し、10前後まで低下して3年たったそうです。
しかし、半年前からPSAが急上昇し、ついに100まで達してしまったのです。

そこで何とかしてくれということで、当クリニック初診となりました。
診察すると、身体の冷えが目立ちます。
湯たんぽ美人での身体の加温を勧めました。
治療を急ぐ必要があり、2ワクで綿花を利用した班目式間接灸と気診治療の組合わせで治療することになりました。

 1ヶ月後には65まで低下、3ヶ月には28まで低下してきました。
綿花を利用した班目式間接灸は一日に最低でも2回は行い、日曜日には4-5回行なってるそうです。
綿花を利用した班目式間接灸は自宅でも行なえるので、治療の頻度が高くなる利点があります。

 癌の患者さんには効果的な治療手段です。
覚えるのに少し時間はかかりますが、頑張って覚える値打ちのある方法です。

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早期胃癌の患者さんの話 [治療効果]

 胃の不快感のために内視鏡検査を受けた所、早期胃癌を指摘された患者さんの治療をしておりました。
開腹手術が嫌だったそうですが、内視鏡手術が適応になると喜んでました。
奥さまが当クリニックの治療をご存知だったので、再発転移の予防になると考え、手術前から治療することになったのでした。

 初診時には冷たい、冷えきった身体でした。
湯たんぽ美人で身体を温めると、身体が冷えていることが初めて理解出来たようでした。
綿花を利用した班目式間接灸と気診治療の組合わせで治療を開始しました。
当初は自覚的には何も苦痛はない!とおっしゃっておりましたが、筋肉の異常なこりを指摘すると自分の身体にも悪い所があることに気付いたようです。

 毎週欠かさず受診され、自宅でも夜だけではなく、起床時にも綿花を利用した班目式間接灸を行なうという徹底ぶりでした。
そのかいあって、治療開始後約2ヶ月後の内視鏡手術は無事に終わりました。
術前にあった癌組織はかなり小さくなっていたそうです。
先日手術標本の病理組織検査の結果がでました。

 癌細胞は見当たらないという結果でした。

今回はこのような結果でしたが、今後他の臓器から別な癌がでてくるかもしれません。
今回のように班目式間接灸を頑張らなくとも、週に数回は忘れずにやりましょう、と提案しました。

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冷えは絶対に治ります。 [治療効果]

 理性のある人ならば、絶対という言葉は使いません。
しかし、冷えを治す場合にはあえて『冷えは絶対に治ります』と申します。

身体の冷えている部位が温かくなるまで加熱し、ある程度重ね着してその熱を局所に保持したら、冷えは治るのです。
治る筋道がはっきりと判っているから絶対という言葉を使うのです。

治らない場合は3つの原因があります。
第一に十分に身体が温まっていない場合があります。
第二に温まったとしても、重ね着が不十分で熱を局所に保持できていない場合です。
第三にこれらの第一と第二がだぶった場合があります。

つまり、十分に加熱保温すれば冷えは必ず治せる性質のものです。
そのためには湯たんぽによる加熱が第一歩なのです。
それに付随するもろもろのことがでてくるのです。

 当クリニックではもろもろを追求してきました。

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乳癌手術後に局所再発・リンパ節に転移をきたした患者さん [治療効果]

 標記の患者さんが受診しております。
右乳房に小さい癌がみつかり、有名病院で手術していただいたのです。
幸い温存手術で摘出可能で、着衣の状態だと体形の変化は全くわからない状態でした。

手術後には化学療法や放射線治療も不要とされたのですが、手術後約1年にして局所再発と左腋窩リンパ節に転移がみつかったのです。
これ以上身体を傷つけたくなかったので、化学療法を拒否して当クリニックを受診されたのでした。
9月末日のことでした。

診察すると冷えきった身体でしたが、自覚がありませんでした。
湯たんぽ美人を使うと気持ちがよく、冷えていたことにようやく気付いたのです。
治療の頻度を高めるために、綿花を利用した班目式間接灸と気診治療を行ないました。
徐々にご自身でもお灸ができるようになりました。
治療開始後1ヶ月の超音波検査では、局所再発および腋窩リンパ節は縮小傾向にあるのは判明しておりました。
先週のPETでは、どちらも活動性の状態ではなくなっていることがわかりました。
2ヶ月少しの治療でこれならば、まずまずの成績です。
これからは油断なく生活することが大事になってきます。

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慢性疲労症候群はよくなる?:慢性疲労症候群はよくなります! [治療効果]

 これはこのブログを訪問してくださった方の検索ワードの一つです。
一般に慢性疲労症候群や線維筋痛症は治らない病気とされております。
しかし、適切な治療をすれば治ります。
100%の治癒率ではありませんが、慢性疲労症候群では42%が、線維筋痛症では35%は完治します。
詳細は湯たんぽのブログを参照してください。

 慢性疲労症候群や線維筋痛症に限らず、癌や関節リウマチなどの、一般に難治とされている病気でも、治療法を選ぶと症状の改善はみられます。
その後ある程度快適な時間が続くと、治癒に至ります。
治るか否かは、この快適な時間が十分に確保出来るか?にかかっていると考えております。

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耳鳴りに苦しんでうつ病を合併した男性の話 [治療効果]

 耳鳴りがひどく、都内の大学病院耳鼻科で治療を受けたのですが、意に反して耳鳴りが増悪したあげく、うつ病まで発症した患者さんが受診されました。
耳鳴りに苦しんでいらっしゃる方は多いですが、なかなか効果的な治療法が少ないですね。

 かつて漢方治療しかできない施設に所属していた時代に、耳鳴りは治るといってはいけない!と所内におふれがでておりました。
漢方治療ではうまくいっても、耳鳴りが気にならない程度にしか治らないのが普通でした。
耳鳴りはこのように治すのが難しい病態です。

 この患者さんはまず、身体が冷えきっておりました。
どうも寝室が寒いようです。
湯たんぽによる身体の加熱だけでは不十分ですので、一晩中暖房を稼働していただくことにしました。
もちろん湯たんぽは少なくとも、3時間に一度はお湯を沸かし直して使ってもらいました。

 こうして身体が温まるようにしただけで、身体が楽になったという実感がでてきたそうです。
1週間後の再診の日から、綿花を利用した班目式間接灸と気診治療の組合わせで治療を始めました。
耳鳴りがある患者さんは、首・肩が凝っていることが多いのです。
首が凝り過ぎて、耳に流れる動脈が圧迫されるのです。
その時に、鼓膜近くにある動脈の血液の流れが速くなるので耳鳴りがでてくるのです。

 治療としては、耳に流れる動脈が圧迫されない状態にすればいいのです。
うつ病が単独である患者さんも、首・肩の凝りが著しいのです。
首から上の血液の流れが悪くなって、気分が優れないのです。
この患者さんの場合では、耳鳴りとうつ病を合併しておりますが、どちらの病態も首肩こりを改善させればよくなる可能性が高いのです。

 首や肩の凝りを改善させればいいのですが、注意しなければいけないことがあります。
凝っている筋肉そのものを刺激すると、結果的に悪くなるのです。
刺激した直後は楽にはなりますが、そのようなやり方を繰り返していると楽になっている時間がどんどん短くなります。
最終的には刺激している傍ら凝ってくる状態にまで至ります。

 その解決法として、首のスジを刺激するのです。
班目式間接灸で首のスジを刺激すると、ほとんど左右に動かなかった首が左右に動くようになりました。
班目式間接灸の刺激前には右も左も5度程度にしか首は動きませんでしたが、班目式間接灸で首のスジを刺激した直後には約60度まで動くようになりました。
身体の他の部位を班目式間接灸で刺激した後に再び首のスジを班目式間接灸で刺激すると、首はほぼ真横まで向けるようになり、同時に耳鳴りが軽減してきました。

 この首・肩のこりが改善させられれば、耳鳴り・うつ病はともに治る方向に向かうでしょう。

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過敏性腸症候群に苦しんでいる患者さんの話 [治療効果]

 過敏性腸症候群で長年苦しんでいた38歳の男性の話です。
高校・大学生の頃から過敏性腸症候群のため、体調が芳しくなかった方です。
就職していろいろなストレスが加わって、下痢・便秘が交互に起こるようになり、腹痛が辛く仕事が手につかない状況にまで追い込まれた患者さんが受診されました。
いろいろな医療機関を受診し、真剣に自分の病気と向き合ってきたのです。
残念なことに効果がありませんでした。
仕事を辞めざるを得なかったのです。

精神安定剤を処方されたときは症状は軽減したのですが、その薬物を止めようとした時には非常に困難な状態となりました。
身体的な症状は強く出るし、気分の落ち込みもひどく、自殺念慮まででたそうです。
ベンゾジアゼパム離脱症候群と呼ばれる状態になったのです。
 まだ安定剤は止めることは出来ておりません。
なんとか健康を取り戻したいと願っても具体的には打つ手がなくなり、絶望的な気分になり、当クリニックを最後の頼みの綱として受診されたのでした。

 表情が切羽詰まっておりました。
身体は冷えきっており、腹部は全体的に鼓音を呈しており腸内にガスが多いことを推測させます。
自覚的には肩・首・背中のこりが辛く、頻回に針治療やマッサージを受けているそうですが、効果は満足できる状態ではないのは明らかでした。

 まず湯たんぽを利用して身体を十分に加熱・保温することをお勧めしました。
再診は2日後でしたが、湯たんぽ加熱で身体が楽になってきたことを実感できたそうです。
湯たんぽのお湯は2時間に1度のペースで行なったそうですが、まだ手足は冷たい状況でした。
注射の針を使って刺絡と気診治療を行いました。
刺絡は痛いのではないか?と不安に思っていたそうですが、全く気にならない程度の刺激とおっしゃっておりました。
気診治療直後に頭のモヤモヤ感が改善し、これは治る治療だと直感したそうです。

 昨日が3回目の受診でした。
顔をみた途端に良くなっているのが判りました。
ニコニコ顔だったのです。
あんなに苦渋に満ちた顔でしたが、笑顔だったのです。

 便の回数は3回/日と変わらないのでしたが、便が固くなりしっかりとした固さになりました。
食欲がなくて困っていたのですが、それも改善してきました。
めまい・肩こりがまだ辛い状態でした。
首が右に向き難いのが判りましたので、首のスジに綿花を利用した班目式間接灸を行ないました。
左の首のスジにお灸しただけで、肩こり感がほぼ解消しました。
この首のスジの刺激は、内臓を支配する脳神経である迷走神経の働きをよくする役割があります。
内臓と全く関係がないようにみえますが、内臓に機能をよくします。

 班目式間接灸は非常に気持ちがよかったようで、満面の笑みで帰宅されました。
早い時期に当クリニックを受診していたら、違った人生を送れたのかもしれません。

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アトピー性皮膚炎の治療効果 [治療効果]

 当クリニックのHome Page にはアトピー性皮膚炎に対する治療効果を載せていませんでした。
アトピー性皮膚炎には刺絡が効果的なのです。
かつて所長が医学部の学生だった頃、皮膚科では慢性的に経過した皮膚疾患は治らないと習いました。
皮膚が厚くなり、治らないのです。
皮下に線維が増えるため、皮膚そのものが厚く、ゴワゴワした感じになるのです。
苔蘚化と皮膚科ではよんでおります。
しかし、この苔蘚化も刺絡では治せるのです。

初めて苔蘚化が治ったのを目の当たりにしたときは、嬉しくて涙がでそうでした。
意外とこれまでに漠然と信じてきた医療情報には間違いが多いのでは?と疑いの目でみるようになりました。

 なかでもアトピー性皮膚炎はステロイドを使わないと治らない、主張する皮膚科医が多いのですが、実際にはそんなことはなかったのです。
石けんを使って身体を清潔にし、石けん分を身体には残さないようにするだけでも皮膚の状態は改善するのです。
アトピー性皮膚炎の患者さんは石けんを使うと悪くなる、と経験的に知っているのです。
しかし、実際には石けんそのものが悪いのではありません。
石けん分が身体に残ると、毛穴に存在する細菌が増えて皮膚の状態が悪くなるのです。
そのため、石けんそのものが悪者にされているのです。
実際にはアトピー性皮膚炎に場合には、石けんの使い方に注意しなければいけないのです。
一通り石けんで身体を洗ったら、まずはしっかりと石けん分を洗い流します。
浴槽に浸かったら、身体を手のひらでなでまわしてヌルヌルするかを調べます。
ヌルヌルしていたら、石けん分が残っている証拠です。
さっきの洗い方では不足があったのです。
浴槽の中でよいので、身体表面のヌルヌルのない状態にするため、皮膚表面を撫で回しましょう。

こうして皮膚の清潔を維持し、刺絡治療+気診治療を受けると急速にアトピー性皮膚炎は改善していきます。
自律神経免疫治療でアトピー性皮膚炎の治療をした医師では、福田 稔先生が最も多くの患者さんを診たのです。
福田 稔先生のデータでは、アトピー性皮膚炎の95%は治癒しております。
残りの5%は何故治らないか?

 きちんとしたスキンケアができていない患者さんでした。

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